英グラクソ開発の世界初マラリアワクチン、EU当局が利用推奨
ロイターニュース&マネー
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注目のコメント
素晴らしい!また価格も原価に5%上乗せしたものに設定するというのは心意気を感じる。
マラリアの年間患者数は2億人、死者は約60万人(どちらも推計に幅がある)。亡くなってるのは大部分はアフリカの子供とのこと。
http://www.forth.go.jp/moreinfo/topics/2013/12181531.htmlマラリアワクチンの開発が現在まで進まなかったのは、おそらくマラリアワクチンを開発しても、購入するであろう層がアフリカをはじめ高額な医療費を負担できない人々であり、ビジネスとして成り立たないからであると考えられる(エボラ出血熱での問題も同様)。
ワクチンの開発に関わった「PATH・マラリア・ワクチン・イニシアティブ」はビル・ゲイツが支援する非営利団体であり、GSKも開発のためには多額を負担している。
結局のところ、途上国におけるワクチンなど医療技術の開発に関しては、国際的な援助という性質が強くなる。ビジネスとしてのインセンティブは働かないため、ボランティアや寄付、企業としてCSRのような、経済性以外の面から動かさなければならないということだろう。
(日本語ではCNNの報道が詳しい)
http://www.cnn.co.jp/world/35067886.htmlマラリアワクチンの開発を巡っては、米国の製薬企業サナリアや日本でも阪大などが開発していましたが、やはり世界初は本命GSKでした。
マラリアは日本だとあまり馴染みがないですが、HIV、結核と並ぶ3大感染症の1つ。熱帯地域では未だ「怖い病気」です。
ワクチンは医療の中でも最も効果が見込めコスパのいい分野。ここにお金を出すゲイツメリンダ財団もさすが。