東京証券取引所 市場第一部銘柄に指定されました。
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注目のコメント
婚活業界の雄IBJが7/17に東証2部から1部に昇格しました。婚活事業を全面に押し出した企業が単独で1部上場を果たすのは史上初で、業界としては一つの歴史であると思います。
ただし、IBJの利益構造としては実は婚活よりもウェブコンサルティング・アドテクの割合が大きいと言われています。そういう意味では先日IACにバイアウトしたエウレカ( http://eure.jp/ )のように、ピカピカの事業(エウレカの場合はPairs)をもってしても、婚活・出会いビジネスではその事業単独での上場は難しいようです。業界大手のオーネット( http://onet.rakuten.co.jp/ )は楽天傘下ですし、同じく大手のツヴァイ( http://www.zwei.com/ )もイオン傘下です。
既存のいわゆる"結婚相談所"と呼ばれる対面式サービスというのはどうしても労働集約ビジネスになってしまいますので、スケールさせるのは難しいというのが長年業界の常識になっています。そういう意味では地方にも積極展開し、最近では大量の車内広告が目立つパートナーエージェント( http://www.p-a.jp/ )は結婚相談業を主事業とする企業としては極めて珍しいVCからの出資を受けている会社さんですので、今後の動向が注目されます。
このように戦国時代の様相を呈している婚活業界で、弊社も例外無くその荒波に揉まれております。まぁ、業界が活性化するのは良いことだと思いますし、(それが社会として良いかは置いておいて)事業のパイも今は拡大傾向ですので、その中でどんな価値を出せるかは常に考えていきたいです。