日本の社会的養護が抱える数々の問題
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社会的養護についての連載第二回は、実際に子どもが暮らしている環境と、社会からかけられるお金が圧倒的に足りていない現状についてです。
前回にたくさんのコメント、質問を頂きました。約束通りレスするつもりなのですが、なにぶん量が多く、僕のコメントをスクロールするのが面倒そうなので、編集部とお話して、月曜日にお答えだけの番外編をお届けすることとなりました。06/27日本時間午後5時までの質問には基本全てお答えします。
(以下お知らせ。ステマすみません)
施設を家庭に近い環境にするためにやっているファンドレイジング。継続寄付者が300人集まれば一つの施設を劇的に変えられます。
http://www.living-in-peace.org/chancemaker/index.php
週末にやっているNPO活動を見てみたい・参加したい方はこちら
(子ども支援)http://www.living-in-peace.org/chancemaker/member/recruit/
(マイクロファイナンス)http://mf.living-in-peace.org/post/109726198359/lip社会的養護の対象となる子供に自己責任論は全く当てはまらないし、モラルハザード的なものもほとんど生じないだろうから、国家の再配分機能の対象として、極めて全うなのではないかと思った。
本記事最後のまとめの部分のバランス感覚が素晴らしいですね。学生時代に2年間養護施設で子供達と土日に遊ぶボランティアをしていました。子どもが好きで、子どもたちの力になりたいと願い働かれている職員の方は、あまりの業務の多さに子どもたちと向き合えずに、元気がなくなってしまったり、燃え尽き症候群になってしまったり、、、本当に人がたりません。
小さな子どもたちは人懐っこい子が多く、遊びに行くと、いつも膝の上に座ってきてお話しをしました。大きい子たちとはサッカーやバスケをして楽しみました。あの子たちはどうしているだろう。。。
養護施設の子どもたちは18歳になると施設を出ていかなければなりません。周りの支援がほとんどない中で、一人暮らしを始め、仕事をしなければなりません。ほとんどの子は大学には行けません。頼れる人がほとんどいない中での自立は、例えば病気をしてしまったり、仕事が合わなくてやめてしまったり、何か働けなくなってしまった際にガタガタとその生活は足元から崩れてしまいます。18歳を迎えた子どもたちが、勉強を続けたければ大学に行き、また安心して大人としての生活を始め流ことができるような支援も必要だと感じます。