壊れにくい抵抗器、小さいディスクリート――独自色打ち出し、国内車載市場へ浸透へ
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注目のコメント
柳さんのコメントが全てを表している。DRAMにおいて、日本企業が品質にこだわり過ぎたゆえに設計開発の方針が適さなくなり競争力が低下していった流れ(低下要因はそれだけではないが)については、元東芝の湯之上氏の著書・記事で書かれている。一方で、自動車においては安全性・耐久性が重要で、品質にこだわることは避けられないと思っている。ただ、未来から振り返って、これが間違えているとしたら、車載向け領域での競争力も、軸が変わるので怖い所。
なお、記事にもあるが、耐久性においてはパッケージングがかなり重要。ロジック系とは異なり、ディスクリやパワー半導体は、それゆえ後工程の付加価値が結構高いという認識。自社も似たようなMOSFETのアバランシェ試験(スクリーニング試験)を実施してるが、これを全数行うのが自動車向けスペック。
自動車以外の製品では考えられない試験です。