新【OFFRECO.】起業家の本音と実態

新番組「OFFRECO.」が5月22日(金)スタート。OFFRECO.は、当事者や専門家をお招きし、企業や業界、ビジネスの「ここだけ話」を深掘る番組です。MCは、平成ノブシコブシの吉村崇氏。産業医の大室正志氏が、レギュラー解説員を努めます。記念すべき第1回のテーマは「起業家の本音と実態」です。メルカリ取締役会長の小泉文明氏、4月に起業したばかりの麻野耕司氏、ワンメディア代表の明石ガクト氏を招いて、起業家の成功の秘訣や、コロナショックによる苦労や変化について本音を語ってもらいます。起業家はどのように資金調達をすべきなのか？起業家のあるある話とは？ビジネスの実態を暴きます。

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中村磨樹央

株式会社コネプラ代表取締役 / マンション管理士

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Tips
■ぐわっと伸びるにはそこまで狙ってなかったラッキーが３回あることが必要
(小泉さん)
■怖くても社長は強がらないといけない。怖そうな顔をしない。社員に伝わる
(麻野さん、明石さん)
■資産30億円超えてやる人は、世の中変えたいということぐらいしかなくなる
(麻野さん)

この中でも特に響いたのは、小泉さんの経験者としての「ラッキーが3回あること」という話です。先日も別のコメントで、「成功している起業家のインタビューには、間違いなく"たまたま、偶然"という言葉が出てくる」と書きました。「ラッキー（偶然）」に遭遇した時、大事だと思っているのが３つの点です。
・ラッキーを「ラッキー」だと気づくこと（認識）
・そのラッキーを掴みきる（自社の利益に結びつける）こと（獲得）
・そのラッキーを、次のラッキーの種に仕立てること（拡大）
この部分が戦術や戦略だったりするので、「ラッキー」一言で済まされない、実は難しいところなのだと思っています。そして、成功しているメガベンチャーや能力のある起業家は、ここをしっかり押さえたうえで、未来から振り返って「ラッキー(たまたま)だった」という一言に込めているのでしょう