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「子どもが将来社会的な成功を収める」ために必要なこととは?
GIGAZINE
井上 昌洋株式会社Zene 代表取締役
マシュマロテストを起点としてヘルスケアにいたるまで面白い内容でした。 「マシュマロを我慢できる」ことと「SATの平均スコアが210点高い」事は単なる相関で、 このような結果を見て「子供に我慢させると成績が高くなる」と誤解をしている人は意外と多いとおもいます。 これは単なる擬似相関の可能性が高いだけので、子供に我慢を押し付ける科学的な理由にはならないのは注意しなければいけないと思います。 教育でも、因果関係を無視した相関だけで介入(教育)が行われているのをしばしば見かけています。 教育も医療も、介入が一番の目的なのでダブルブラインドテストをしっかり科学的に検証する必要があるのではないでしょうか。 即時報酬が持続性に対して有効である点も、とても示唆に富む内容だとおもいます。 こちらはダブルブラインドテストで検証されたことなので科学的なエビデンスがあるため「即時報酬→持続性」の因果関係は成立しています。 ヘルスケア分野でも、持続報酬の有効性をもっと活用できそうです。 生活習慣改善を続けるためには危機感を煽るのではなく、短期的なインセンティブを重視するサービスが継続率も高くなるのではないでしょうか。
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