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中国がテスラを必要としているのはなぜか?
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村林 勇紀合同会社イマチュウ 代表(だいひょう)
自動車部品メーカー出身の私が考える中国のEV市場の未来(長文) 【現状】 テスラが2023までは勝つ ・2020年1~3月期モデル3が中国EV車の売上トップに ・テスラと上海市との契約は期間限定優遇 ・2023年からは上海市へ年間約350億円納税が必要 ・納税額から逆算すると20万台以上の販売必須 ・2020年テスラの中国販売台数予想は約15万台 ・モデル3にモデルYも加わるので売上は更に増える ・上海の南、臨海新区の工場がメイン工場で生産能力は15万台(1期工場)、現在2期工場着工中。完成したら年50万台の生産能力に。 ・メインパーツとなるバッテリーは今までパナソニックだったが、寧徳(CATL)も2020から供給開始。中国車は寧徳のバッテリーがメインになりそう。 【未来】 ・2023年までにテスラへの部品供給を通じて中国内メーカーの実力をあげる。現時点は70%が輸入品。 ・中国企業でサプライチェーンが構築できるようになり、中国メーカーの底上げがされる ・2023年以降は中国国産EVメーカー(BYD他) VS テスラ の構図ができる ・中国政府の市場介入で中国国産EVを後押しする施策がとられる(2024) ・中国市場ではEVシェアをテスラから奪う(2024、2025) ・南米、中東、東南アジアの参入ハードルが低い国に輸出してシェア獲得(2025、2026) ・グローバル市場でテスラと競争(2026~) 以上、何となく今後5年位のスパンで中国EVが進む未来予想図。 EV車の未来予想図の中に日本車メーカーは入っていないのが悲しい
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