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【あの戦争】30代は開戦前に「敗戦」を予測 歴史に埋もれた「総力戦研究所」から学ぶこと
秋田 育宏
毎年、8月15日が近づくと、「敗戦は予測されていた」、「敗戦することは開戦以前にわかっていた」という話しが出されますが、問題はそこじゃないでしょ。ってことが未だにわかってない。
この敗戦はわかっていた論を進めると、結局、「強い国と戦争やるのは馬鹿」、「戦争やるなら勝てそうな国とやれ」とかの結論しか導けず、それが今の「強い国(アメリカ等)に従っておけば安心」という、なんとも情けない下品な現状を招いているわけでしょ。
勝てそうであろうとなかろうと、やらなければならないのであれば、やらなきゃならんし、そうであれば、負けると判っていてもやるべき。なぜなら、やらなければならない戦争をやって負けても、その精神は、次世代に引き継がれるが、もし、やるべき戦争であるにもかかわらず、負けそうだからとやめたのであれば、何も次世代に引き継げないから。
中国の抗日戦争や韓国の抗日闘争ってのは、そうやって次世代に受け継がれて、大きく花開いたわけで、日本みたいに「やっぱ、強い国と争っても損だから、やめとけ」なんて恥ずかしい限り。
北朝鮮、米国の提案全て拒否 非核化交渉進まず
秋田 育宏
自分の頭で常識的に考えてみることが大事だ。
アメリカの主張する「完全かつ検証可能な非核化が先で、それが実現するまでは制裁維持」は妥当か否か。
あなたが北朝鮮政府の立場であれば、それは受け入れられるか?
イランは今、どうなってる?
アメリカの同盟国であるEU等が加わる多国間合意であっても、核放棄が実現した途端に、容赦なく一方的に離脱し、制裁を科してくる。
北朝鮮もそうならないと誰が保障できる?
北朝鮮が核・ミサイルを廃棄し、開発体制をなくした途端に、例えば、イラクのフセイン政権が受けたように、ささいな違反や違反を捏造され、それを口実に制裁解除どころか、軍事的脅迫を行う。
それを考えれば、北朝鮮の主張である「段階的、朝鮮半島全体の非核化」が現実的だ。
韓国政府はそれがわかってるから、先に南北融和を先行させて道筋づくりに必至なのであろう。
北戴河会議、長老たちの「習近平おろし」失速か 問われる対米戦略における習近平路線の是非
秋田 育宏
まったく、あほらしい。
以前指摘したように、やっぱりデマだったでしょ。
共産党中央の高官から直接、情報を取れるような人間でない限り(そんな日本人が果たしているかが問題だが)、謀反の動き等分かるはずもなく、単に妄想&願望でしかない。
勝手にデマを流して、そのデマはデマでしたって書いて、字数を埋めてカネを稼いでいるだけ。なんとお気楽なジャーナリストか。
1、安倍政権に対する不満と同様、習近平政権に対する不満は、いつでも、どこでもある。当たり前。
2、しかし、今、トランプから全面的な貿易戦争を仕掛けられた。
3、そもそも、中華世界の100年余りに渡る衰退、混乱はアヘン戦争を当時の覇権国だった英国から仕掛けられて始まった。
4、そして、中国共産党は自分たちが中華世界に対する正当性を主張できる根拠は中華民族を救い、再興したことにあると考えている。
5、かような歴史的経緯があり、今、この状況であれば、習近平個人に不満があろうがなかろうが、党員であれば、末端から、中央まで緊張感を持って、奮い立っているはずである。当然、習政権を支えようと決意しているはずである。
6、もちろん、トランプの攻撃は、習政権が予想する時期と範囲をはるかに超えた早々の全面攻勢であるから、国家発展についての内外戦略を根本的に見直す必要があり、それには、議論と時間が必要。これも当り前の話。
7、トランプは歴史のないアメリカ育ちで当然、歴史観もないし、アメリカは列強の餌食になって四分五裂した歴史もないので、ディールとして軽く考えているが、中国はそうではないはず。
米、インド太平洋に1億ドル超拠出 中国に見劣りとの声
秋田 育宏
日本の中堅企業程度の投資額なのに、もったいぶって「覇権意図はない」などと言うとは、アメリカも堕ちたなあ。
逆に言うと、「アメリカはインド太平洋地域へ見守りますが、介入は口先介入に止まりますよ」宣言でしょう。
一帯一路を主に中国の過剰インフラ生産設備の解消の面をやたら強調する論調が目につくけど、アジアアフリカの途上国はどこも経済発展の基礎となるインフラ不足が目につくので、これら諸国にとっては必要な投資。
日本もバブル以降の余裕のあった時代に、一帯一路みたいなでかいアジアのインフラ整備の構想を打ち出していれば、アジアにおける日本の存在感は今とはまったく違ったものになってたはず。
政治家、官僚の能力、構想力の違いなんだろうけど、中国を妬んでもしかたがない。
習政権、対米摩擦で動揺=存在感示す李首相-中国
秋田 育宏
中国語に堪能で、中国政府&共産党の幹部から直接情報を取れる人でない限りわかるはずのないことを、あれこれ妄想しても仕方がないのでは?
米中貿易戦争は表面的には貿易紛争なので、経済担当の李首相の動向が重要度を増してくるのも当然な話。
その一方でその本質は米中覇権戦であることは、中国政府も承知ですから、自分が中国人なら、現在の米中貿易戦を習近平総書記の「失政」と捉えるか考えて見ればいい。
もちろん、習政権もまさかこんなに早くアメリカが覇権戦を仕掛けてくるとは予想もしていなかったでしょうから、この新事態への対応に多少ためらいや腰が引けていたりするでしょう。
しかし、歴史とその痛みのないアメリカと違って、100年間続いた半植民地状態がアヘン戦争という貿易戦争から始まったという記憶は決して忘れてはいないでしょうから、表面上の出方に関わらず、戦略の限りを尽くして、官民一体となって、全力でこの覇権戦に対応してくることは間違いないでしょう。
短期的にはアメリカの利益になるこのトランプのディールは、中長期的には、中国の一層の台頭を促す契機になるでしょう。
習氏「強国」路線後退=対米悪化で不満拡散か-中国
秋田 育宏
常識的には逆じゃないの?
アメリカに貿易戦争を吹っ掛けられた以上、今、この情勢で中国共産党が習一強体制への不満で内部抗争するなんて、あり得んでしょ。
逆に、習一強体制化がこのことを見越した、正しい方針であったと言うことで、より習氏の指導力が強まると思うけど。
清朝の没落とそれに続く、中国の半植民地化は「アヘン戦争」という貿易戦争から始まったという歴史を鑑みれば、中国共産党は中国の未来をかけて、全力で反撃してくると思う。
ただ、まだ、米中の実力には差があるので、習政権は慎重に戦略を打ち出してくるだろう。
例えば、習主席への権力集中なんてイメージは中国にとって死活的に重要な対EUや独関係にはマイナス。なので、できるだけ、習一強のイメージがつかないように、気遣うのも当然な話で、それを在京マスコミは、習一強への不満というが、僕は逆だと思う。
中国は本気だからこそ、習一強が表にでないように気づかっている。
NORMAL
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