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政府職員2人、新たに感染確認 クルーズ船内で事務担当
共同通信
「大阪城にエレベーターつけたのはミス」安倍首相のスピーチに「バリアフリーの視点は?」と批判相次ぐ
BuzzFeed
擂井 馳留CIA=Cleavage Investigation Agency スリーパーセル
米国、北欧圏の政治家達の卓越したジョークセンスに憧れた日本の政治家が、自分も真似して小粋なジョークの一つでも言ってみたら、見事にスベった。それだけのことです。 と、片付けるわけにいかないのは、発言した当人が日本の総理大臣だからでしょう。 ところで、私はTVゲームが大好きで、それも血肉飛び散る残虐表現のあるやつが特に好きです。しかし、日本の表現規制の為、お気に入りのゲームは大体海外製で日本語訳無しの輸入版になります。 なので、画面表記や音声が英語のままのゲームをプレイするわけですが、しばらく遊び続けていくうちに、ふと、脳内で英語を日本語訳せず、英語を英語のまま理解して英語のまま思考する、そんな時間があります。 人間は言語で思考します。日本語ならば日本語的思考、英語なら英語的思考をします。 私が感じた英語的思考の特徴は、簡潔かつ客観的で、論理性が強いところです。 ”英語は適度に正確で適度にいい加減だからビジネスに便利な為、世界中に広まった。”とは、よく言ったものです。 逆に日本語的思考は、細かい表現力は抜群ながら、なかなか結論に辿り着かない、あやふやに処理する、といった感じですかね。 芸術性は高いですが、ビジネス中に使用したら、自然と談合が成立しそうな言語です。 (余談ですが、日本で民主主義が成立し辛いのは、日本語的思考のせいかもしれません。) ジョークとは、とある現象への、一般とは別の観点から観察した結果の報告です。それが聞き手にとって意表を付き、かつ納得度が高ければ、面白いと感じられます。 ジョークには客観性と論理性が必要です。 しかし、英語的思考と比べて日本語的思考では、それらが十分に機能しづらくなります。 日本人が日本語を使ってジョークを考える限り、英語圏(ラテン語から派生した言語も含めて)の人と比べて、どうしてもジョークセンスが低く制限されてしまうのではないでしょうか。 思えば、日本の政治家の数々の失言も、海外の政治家みたいに何か巧いこと言おうとしても、ネイティヴジョークセンスの無さ故に、むしろとんでもないことを喋ってしまって逆効果になっただけなのかもしれません。 今回の件も、歴史的建築デザインとバリアフリー、二つの視点の相剋を笑いのネタにすればいいだけなのに、それが巧くいかずにスベりました。 馴れないことはするもんじゃあないですね。
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