ホーム
55フォロー
103フォロワー
ただの激安通販アプリじゃない。AmazonにもマネできないWishの戦略
福岡 航
特徴(サービスコア構成要素)
料金の安さ
Wishに出品しているのは、多くが中国のメーカー
メーカーが直売しているからこそ、本来上乗せされる中間業者のマージンの分が安い
「ブランドが重視されない商品」を多く取り扱っていること
ノーブランドのアクセサリーや、LEGO風の子ども向けブロックなど。必要最低限の機能はありますが、ブランドものではないからこそ安く販売
「配送にかかる時間が長い」こと
Amazonはすぐ届くことを売りにしていますが、Wishでは届くまで3週間以上かかることも
メインターゲット
先進国や発展途上国を中心に、世界に14億人も存在するといわれている年収30〜200万円の「中間所得層」
「ブランド品でなく類似品でも良いし、届くまでに時間がかかっても良いから、とにかく安く買いたい!」というニーズに応えるのがWishの戦略。
戦略
「圧倒的な価格メリットの訴求」
Wishの強みは安さ
日本国内の相場と比較すると、多くの商品が90%ほど割り引かれて売られている
その安さを強くユーザーに訴求
例えば、アプリ上でルーレットが始まり、その結果次第で限定セールが行われるというものや、セール情報を配信するプッシュ通知、割引コードを記載したポップアップなど多岐に渡ります。
「バーティカル化の徹底」
「ホーム画面→家電→冷蔵庫」のように商品を探す階層構造を採用せず、ジャンル毎に複数のアプリを作り分け
メインの「Wish」はファッションや化粧品などを取り扱うアプリ
他には、子ども向け商品を扱う「Mama」、インテリア用品を扱う「Home」などを運営
複数のアプリに分けるメリット
ターゲット層やニーズを絞ることで、コンテンツを国ごとにローカライズする必要がなくなることです。こうしたバーティカル戦略を徹底することで一気にグローバルに拡大することができる
「メーカーでも出品しやすいUX」
メーカーの人でも簡単に利用できるように、Wishは販売側のシステムもとてもわかりやすく作られている
グローバル展開していることから、多言語対応や通関・税務用の機能も充実
NORMAL
投稿したコメント