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「パクりまくる中国」に日本が勝てない深い事情
永井 竜之介高千穂大学 | Takachiho University 准教授
「自社のことだけ、
業界のことだけ、
日本のことだけ、ではなく
より広範囲にアンテナを張って情報収集に努めよう。
そして、他社のエクセレンスを吸収して
新たなイノベーションを生み出していこう。」
この記事の本質は、ココにあります。
そして、中国の企業・ビジネスパーソンは
良し悪しはあれど、コレができています。
世界中のビジネスに対する感度がとても高いのです。
この記事の扇情的なタイトルは
誤解を与えやすいかもしれませんが
記事でも、本においても、
基本的なスタンスは共通しています。
日本にも良し悪しがある。
中国にも別の良し悪しがある。
両者を客観的に、冷静に分析したうえで
中国の良いところを吸収して
日本の良いところと組み合わせることができれば、
日本の企業・ビジネスはもっと強くなれる。
というものです。
安易に、日本を下げて
中国を美化するものではありません。
「キャッシュレス後進国」日本と中国の決定的差
永井 竜之介高千穂大学 | Takachiho University 准教授
この記事では字数の都合上カットになった記述として、下記がありました。
「日本は海外に比べて駅やコンビニにATMが普及していて現金の出し入れが容易で、「スイカ」という便利な交通系タッチ決済が先に浸透している。だから日本でアプリ決済のキャッシュレスを普及させるには、「現金と同様に安全で、スイカと同様に便利で、もっとお得」という高いハードルを超えなければならない。」
「キャッシュレス決済に関して注意しておくべきなのは、「キャッシュレスは目的ではなく手段である」という点だ。なぜならキャッシュレスは、モバイルオーダー・ビジネスの前提条件になるからだ。いつでもどこでも、スマートフォンからの注文・決済を可能にするモバイルオーダーは、世界の成長市場のひとつだ。しかし、その前提として必要なキャッシュレスが浸透できていないために、日本はモバイルオーダーが思うように広められない状況に陥っている。モバイルオーダー・ビジネスで2周、3周と、世界の周回遅れに立たされている日本の現実についても、より深刻に自覚されるべきだろう。」
書籍では、より丁寧に記載されていますので、ご関心ある方は是非お読み頂けたら幸いです。
このキャッシュレスに関しては、もちろん、偽札などの信用面の要因、コントロールするために国をあげて推進している要因など、中国という国の特性によって浸透した側面はあります。
ただ、「だから中国はできるが、日本ではできない」と考えることだけは避けるべきでしょう。日本でも広めるために有効な要因として、加点型と減点型、2種類のマーケティングを使い分ける手段を提示したい。というのが、この記事の意図になっています。
NORMAL
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