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富士通、モデル転換正念場 - 日本経済新聞
日本経済新聞
Sawatani YurikoNUCB Business School Professor
これまでのGDL(Goods Dominant Logic、もの中心的論理)では、物理的なものと技術の差別化が競争原理の源であった。そして、HWの上位にできたプラットフォーム、サービスレイヤーの台頭によって、物理レイヤーのみによる優位性が崩れた。しかしながら、そうだと言ってプラットフォーム上のSIに基軸を移すと、収益が上がらないことは証明済みだ。つまり、サービス開発には人件費がかかり、生産性が低下する。それを解決するための研究は2000年代からIBMが大学と進めてきたService Scienceが一例である。このプラットフォーム上で何が競争優位の源泉となるかを見極める必要がある。その一つは、プラットフォーム上のミドルウエアともいえるアプリケーションアーキテクチャ、アセットが鍵である。SDL(Service Dominant Logic, サービス中心論理)にはそれなりの競争原理があるのだ。 物理的な製品の競争時には、HW, ミドルウエアまでが武器商人の役目であり、アプリケーションレイヤーに上がることははばかれた。一方、プラットフォームが競争のベースとなった今、その上のアセットが狙い目なのである。また、それらのアセットを保持しながら、最終ユーザーである顧客との共創によって価値提供が行われるエコシステムこそ、優位性の源である。企業の未来は、単なるSIerからの脱却をいかに方向づけるかにかかっている。
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【津賀一宏】経営危機からイーロン・マスクまで、戦いの9年間
NewsPicks編集部
Sawatani YurikoNUCB Business School Professor
『暮らしアップデート業』になるという戦略を聞いて心躍ったのは8年前ごろ。その時に想像した形になっているかというと、今のパナソニックは違う。イーロン・マスクとEV事業を広げる夢もあった。リーダーの想いが、実行に移されなかった、移すのが難しかった。それはなぜか? リーダーの夢を翻訳する経営層、大いなる夢を小さく試して学ぶメンバーなどの数々の努力があったとしても改革が進まなかったのは、大いなる遺産、既存組織構造がそれらを止めたためかもしれない。難しいかもしれないけど、経営層、特に現場のことが見えて、社内の進め方を知っている中間管理職の活躍が鍵だ。リーダーと現場の想いを紡いでいく管理者達には期待しかない。 これまでに多くの技術者に会ってきて、なんでも作ってしまうポテンシャルは充分。これまで以上に外部とのインタラクションを増やして、刺激を受け・与えて、大きく飛躍することを楽しみにしている。M&AしたSW企業との補完的シナジーもよいチャレンジだと前向きに感じています。 津賀さんがR&Dのトップだった時に一緒に仕事をさせていただきました。家のエアコンのためにも、応援しています。
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