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コロナ緊急事態宣言「終了」 WHO、3年3カ月で節目
鎌形 博展医)季邦会・株)EN 理事長・CEO
1つタチの悪い感染症が世の中に増えたけど、もはや緊急事態ではなく平時であるというように理解しています。
感染対策を生活に織り込んでいくのかと思ってましたが、あまりにも長いコロナとの戦いで、もう感染対策いらんだろに、多くの国家や市民が傾いているのは、いささか残念ではあります。
結果として、次のパンデミックが起きるのも必至ですが、パンデミックが起きることを前提に社会を作るという方向で考えていくのでしょう。
実際、災害対策の中で、感染症対策というのは確固たる地位を築きました。今後、新しいテクノロジーもまだまだ出てくるかと思います。社会として、パンデミックという災害に対するレジリエンスを今のうちに高めていく必要があるかと思います。
アップルウオッチで血糖値測定へ、技術開発が飛躍的進展-関係者
鎌形 博展医)季邦会・株)EN 理事長・CEO
医師として、医療機器開発の技術者としてコメントします。
とりあえず目の前の医療として、これにより劇的に糖尿病治療が進化するということはなさそうです。
しかしながら、今まで取れてなかった生体データです。
これの利用価値はそれなりにあって、非糖尿病患者における血糖の変動が、糖尿病の発症や、癌、認知症との関連を何かしら示すかもしれないと思います。
また、精度が向上すれば、血糖測定を針を刺してする必要性がなくなりますから、患者の負担や、大量の医療廃棄物の削減に繋がりますし、これまでとは違う切り口の創薬に繋がる可能性も示されると思います。
上手く行けば素晴らしい技術となると思います。
【図解・アルツハイマー】「不治の病」を治す薬はできるのか
鎌形 博展医)季邦会・株)EN 理事長・CEO
とても良くまとまってますね。少し補足します。
適応がMCI(軽度認知障害)・初期のアルツハイマー病という所に疑問を持たれた方はおりませんか?
アルツハイマー病は認知症の原因として最多です。
しかし認知症の一部はアルツハイマー型認知症ではなく、レビー小体型認知症や血管性認知症です。
つまりMCI(軽度に認知機能が落ちている)の一部はアルツハイマー病を原因疾患としますが、一部はそうではないわけです。
一方で今回の新薬はメカニズムを考えると、アルツハイマー型認知症に効果のある薬です。アルツハイマー病を背景としないMCIには効果は無いはずです。
このようなことからも分かる通り、適応を厳密に判別することが重要です。PETやMRIが必要なのは、アルツハイマー病らしさの証拠を集めるためです。
治験の時も、いかに薬が効きそうな人だけを組み込むかが極めて重要だったのは想像に固くないでしょう。
今後世界が認知症を克服するには新薬の開発前に、原疾患の正しい理解、なぜ認知機能低下が起きてしまうのかその原因を正しく分類できることが必要です。
まだまだそういうステージなのです。
8歳児がエナジードリンク一気→カフェイン中毒疑いに 日本小児科学会が「過剰摂取」事例公表...業界団体の見解は
鎌形 博展医)季邦会・株)EN 理事長・CEO
救急医学会では一時期エナジードリンクによる心肺停止はちょっとしたトピックになりました。
レッドブルやモンスターといった、カフェイン量が多い強力なエナジードリンクが市場に現れてからです。
多量摂取により致死的不整脈を起こすため、若い人でとくに多いのが特徴です。
1日摂取量について既出の通り400mgと言われてますが、
より注意して欲しいのは「一気飲み」です。
個人差がありますが、おおよそ4時間くらいで体の中のカフェインは半分になります。また摂取後30分が血中濃度が最大になります。したがって、間隔を開けて摂取することは重要です。
また睡眠障害の原因となるので、寝る前4~8時間位は摂取を控えた方が良いかと思います。
NORMAL
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