ホーム
54フォロー
42フォロワー
「現金のない世界」はこれからこんな順序でやってくる
現代ビジネス[講談社] | 最新記事
瓜生原 琢実CONPATH Founder
先日上海に行った際にWeChat PayとAlipayを試しましたが便利でした。日本に置き換えると、オートチャージにしているモバイルSuica×ほとんどすべてのお店がSuicaでの支払いを導入しているイメージ。 さて、地雷のイメージの強いカンボジアですが、2007年にMペサが始まったわずか2年後にWingというモバイル送金サービスが開始しています。 https://www.wingmoney.com/ このモバイル送金大手のWingがモバイル決済サービスを開始しており、この他に三井物産が10%出資したカンボジア大手携帯通信事業者Smart Axiataが運営しているSmartLuy、加盟店での大幅なディスカウントを武器に最近人気のPi Payなど5つ以上ものモバイル決済サービスが誕生しています。 Pi PayはQRコードベースのモバイル決済サービスで、中の人も先日言っていましたが、カンボジア版WeChat Pay, Alipayを目指しています。WeChat Pay、Alipayと逆でユーザーがお店の端末に表示されるQRコードを読み取り、その後PINコードを入力しなければならないのでWeChat Pay, Alipayと比べるとUXが劣っているなというのが体験した個人としての所感です。 一方、現地の銀行口座が無くても利用できるため、カンボジアにいらっしゃる際はぜひ利用してみてください。 レビューを以下のページに記しています(英語) Pi Pay, Cambodian Mobile Payment App https://conpath.net/en/columns/enjoy-cashless-life-and-big-discount-in-cambodia-with-pi-pay-cambodian-local-mobile-payment-app/ カンボジア政府はドルを脱却してカンボジア・リエルへと移行するための施策を打ったりしていますが、途上国の利点である一足飛びに最先端にいける利点を生かしキャッシュレスへと向かってもらいたいところです。 カンボジア独自の暗号通貨を作っているコミュニティが出てきていたりと、ブロックチェーン・暗号通貨系もカンボジアではじわじわ盛り上がり始めています。
2003Picks
米ウーバーの第3四半期、純損失が14.6億ドルに拡大=関係筋
Reuters
瓜生原 琢実CONPATH Founder
カンボジアに今年から参入してきているUber。人口200万のプノンペンでしか稼働していないため、そもそものパイが非常に小さいです。カンボジアで小銭を稼ぐ意味はあるのか。 【カンボジアの配車アプリ市場概況】 ところで、配車アプリ用システムをパッケージ販売しているエストニアに籍を置いているTaxi Startupという会社から、カンボジア人若手起業家Daluch氏が同パッケージを利用して2016年6月に始めた「EXNET Taxi Cambodia」がカンボジア発の配車アプリです。 AppStoreでシステムをTaxi Startupなる会社が作っていることがすぐにバレるため、同システムを利用したいくつもの配車アプリが誕生しました。 このようにローカル配車アプリが乱立したことで"配車アプリ"の概念がカンボジア(プノンペン)に浸透し始めたことが、UBERがカンボジア市場に参入してきたひとつの要因ではないかと捉えています。 (先行者が浸透させたことでマーケティングコストが抑えられることと、シェアを取りきられる前に参入したかったのではというのが、UBERカンボジア参入の要因では。UBERはプノンペンで正式ローンチ済み) 試験運用を行っていたGrabも今週に入ってサービスを開始したため、今月でプレイヤーが出揃った感があります。 今後のカンボジアの配車アプリ市場は、UBER vs Grab vs ローカル配車アプリ(Taxi Startup勢)となっています。資金力を盾にしてプロモーションで先行しているローカルアプリから2社がユーザーを奪うのか、ローカルアプリが価格競争に持ち込んでビッグプレイヤー2社がカンボジアの市場にメリットを見いだせなくなるかのどちらになるかといった状況にあると考えています。 今はサービスを開始したばかりのGrabがプロモーションを行っていますので、プノンペンにいらっしゃる予定がある方はこちらのプロモーションコードをお使いください。 プロモーションコード:GRAB5 https://www.facebook.com/GrabKH/posts/332333843901643 カンボジア発配車アプリ創業者Daluchさんのインタビュー記事: https://goo.gl/NNUjyp
63Picks
Facebook、広告を出さないページの投稿をメインフィードから追いやるテスト
ITmedia NEWS
瓜生原 琢実CONPATH Founder
いつも世界でも遅くに参入・対応されるカンボジアが、このテスト(Facebookページの投稿をフィードから除外する)ではなぜか6カ国のひとつに選ばれてしまっている。 カンボジアは完全なFacebook社会で、友だち間だけでなくビジネス上でのやり取りもMessengerで行い、70%の会社はWEBサイトを持っておらず情報収集もFacebookで行われている。 Facebookのフィードから企業の投稿が除外されることは日本で言うとGoogleの検索結果の表示に企業のサイトが表示されないようなもの。 それぐらい大きな影響を持ちます。通知が届くようにしているFacebookページはかろうじて通知に表示されるので影響は少し抑えられますが、6カ国のいずれかをターゲットとしているFacebookページは ・そもそもユーザーはExplore Feedをどの程度訪問するのか ・いかに投稿を一般ユーザーにシェアしてもらえるか ・いかに通知をONにしてもらえるか が非常に重要になると考えられます。 当然Facebookにお金を注ぎ込めば解決する話ではありますが。他の5カ国は置いておいてカンボジアはまだ広告は絶対に踏まないという文化はないので。資本力のあるページが有利になるこのテストは個人的にはとても残念。 では、情報収集時の第一選択肢がFacebookからGoogle検索に移るかというと上記の通り70%の企業がWEBサイトを持っていない状況から考えて、大きな変化は起こらないかなと思います。 ただでさえ情報収集には向いていないFacebookがさらに情報収集しづらくなってしまい、その点においても非常に残念。 この6カ国では情報収集を容易にするためのソリューションを今提供し出したら、流れに乗ってうまくユーザーを獲得できるのではと思う。
4Picks
フィンテック数社とゲイツ財団、銀行口座のない数十億人にサービス提供へ
Inc.
どうすれば英語が身につくか。自走するためのコーチング論
Taking A Glance Through BarCamp ASEAN 2017
カンボジアインターンといえばCONPATH -実践×対話型長期インターン-
瓜生原 琢実CONPATH Founder
カンボジア最大のTech&Startupカンファレンス、BarCamp ASEANがITC(日本でいう東工大)で先週金曜日から日曜日まで3日間開催されました。 3日間の来場者数は約4500、出展は65、ワークショップやピッチイベントなどのカンファレンス内イベントが約70といった規模感です。 出展者の中でスタートアップはレベル感を問わずに数えるとおよそ6〜7割。 実はカンボジアのスタートアップがStartupbootcamp FinTechで2年連続Top10に入っています(2016年がBanhji、2017年はMorakot) この他にも、Khmer Crypto Foundationというチームがカンボジア国内でBlockchainの導入を推し進め始めていたり、モバイル決済アプリが乱立していたりと、カンボジアのFinTech界隈が盛り上がりつつあります。 今回のイベントのメインスポンサーであるSmartが、このイベントに合わせてAPIを提供しはじめてハッカソンを行われたりもしました。 ※Smartは日本でいうSoftbank。後発の通信会社で若者をターゲットにしており、最近スタートアップ向けの5M USDのファンドも立ち上げたことからもうまさにSoftbank。Softbankをベンチマークとしているのではと思うぐらい 私は出展者として参加したのですが、Facebook広告でブーストをかけたのと合わせてFacebookページのいいねが約+150、求人への応募が11。 上述のKhmer Crypto FoundationはPythonとNode.jsを開発に使っており、イベント内で採用を試みていたものの全く反応がないとのことでした。 私もエンジニアの採用を試みていましたが、カンボジアの大学のカリキュラム的にPython、Node.jsが使えるエンジニアの採用はほぼほぼ無理で、PHP/Laravelならギリ可能かなという感覚。 Python/Node.jsの講座を大学で行えばまるっとエンジニアを確保できるかも?
1Pick
NORMAL