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仏で風力発電利用の水素工場建設へ 二酸化炭素を排出せず製造
荒木 陽子
これは欧州委員会が7月に出した「欧州の気候中立に向けた水素戦略」にそう形のフランスの成長戦略。再生可能エネルギーの電力発電はドイツでも発電量で言えば今年化石燃料より再生エネルギーが上回った。欧州域内で着実に増えている。コスト面は技術の向上と、欧州内で国際送電網で売買電できるためコストを下げることができている。グリーンエネルギー天然ガスをロシアから買おうして作られているパイプラインの国際プロジェクトは政治化しているから水素に力を入れるメッセージは天然ガスをもらわなくてもやれる体制をつくるというメッセージでもある。
https://www.jetro.go.jp/biznews/2020/07/a648d349ecec0a1e.html
ドイツ銀、事業再編計画を発表-74億ユーロ費用計上や約1.8万人削減
荒木 陽子
ドイツ銀行の不振とドイツでのキャッシュレス化の遅さは関連性がない。
またドイツキャッシュレス化の遅さを日本人が論じる場合、クレジットカード普及率を使うがあれはアメリカとイギリスの好きな決済。ドイツは銀行送金、デビッドカード、ラストシュリフトを好む商慣習のためクレジットカード普及率を見るのは全体を見通していないといえる。
キャッシュレス化が遅いというけれど少額の買い物なら私はデビッドカードでコンタクトレス決済を使っているし、たまにスマホをかざす人もいる。
ただ駅でクロワッサンやコーヒーを買うのにカードで払う意味ある?という人は多いのは確か。現金にこだわるのは決済の匿名性を享受したいという個人情報にセンシティブなドイツ人特有の傾向もあり。
ドイツ連邦銀行は約10年定期的にドイツ人の支払い行動のサンプル調査を行っている。例えば2017年、金額でいえば現金決済が初めて半分を切っている。一方で取引額でいえば74%が現金。しかし2011年は82%、2014年は79%、そして2017年は74%と年々減少。
ドイツのキャッシュレス化が他国に先駆けて進んでいるとは言わない。ただし日本語のつまみ食いしたデータを並べてあるのだけを見てドイツ遅せーというのはやめてほしい。ドイツは少なくとも10年スパンできちんとこのテーマを国の機関が追い、50ページの報告書を出している。
日本、16強導いた西野監督退任 後任は前ドイツ代表監督クリンスマン氏決定的
荒木 陽子
クリンスマン氏がドイツ代表監督だったとき、輝いたのはアシスタントコーチに戦略とデータ分析に強いレーヴ氏がいたことも大きい。その役を誰がやるのか?まさか西野さん?批判メール送る技術委員ととりまとめる委員長の方ですか?
監督や代表チームが現地にいる状態で、後任監督決定という報道が出ることに疑問。ガセでないのなら内部のリークを疑う。ベルギー戦直後に関塚技術委員長が技術委員宛てに送ったメールの返信にも、1勝1分け2敗の結果を良しとしない旨の内容が多かったなど、妙にリアルな書き方のため。そういう情報をダダ漏れさせているなら、それこそ協会の体制はおかしいし、なぜ前技術委員長の監督の采配についてこ現技術委員は批判的だと現技術委員長はマスコミに今話すのだろうか。西野監督もとにかく短期的な結果を求められできなければ袋叩きで批判される代表監督。中がこれではしがみつく理由もないだろう。
そもそも、西野さんご自身は4年前に出した『勝利のルーティーン 常勝軍団を作る、「習慣化」のチームマネジメント』でご自身は代表監督よりクラブ指導者向きと述べていました。長期スパンのチーム編成を行いチームを作り上げることにやりがいを感じるよう。短期間で監督を変えることには否定的だけれども、解任されたときは淡々と受け入れる様子。監督の座よりサッカーの現場にこだわりたいのが西野さん。
公文書クライシス:政務三役、公務にLINEや私用メール
荒木 陽子
まずセキュリティの問題、それから重要決定事項の決定プロセスの不透明性両方の課題があると思う。
セキュリティ。中国政府当局はチャットアプリのWeChat の削除済みメッセージを取得するしくみを持っているらしいというこんな話もある。
https://jp.techcrunch.com/2018/05/01/2018-04-30-chinese-
government-admits-collection-of-deleted-wechat-messages/
WhatsApp もユーザーの後ろで色々な情報を集めている。改善しているが政府の要人が使うのに適したツールとはいえないし、企業が情報管理するときに抜け穴になりやすい。その課題をクリアするものがあるならツールとしてはあり。
公文書。公務に携わる人の発言や決定はそのプロセスであっても体系的に保持されるべき。
公務の決定を行うにあたり、私用のツールを使ったやりとりをするとそれが公文書として記録が残らないから。公文書管理法の制定に取り組んだ福田康夫元首相は法律が制定される過程も大事でありその意味で公文書の記録が重要と述べている。
「重要でないと思っていても100年後は重要になっているかもしれないから、その時々の個人的な判断はしちゃいけない。できるだけ多くのものを記録として残し、国民の求めに応じて容易に提示できるようにすべき」
http://globe.asahi.com/feature/side/2017090400001.html
原発ゼロを進めるドイツで深刻な「電力不足」が発生
荒木 陽子
フランクフルトで生活していますが、全く問題ない日々を過ごしていました。公共運輸機関も問題なし。一部警告ストで止まっただけ。
これは原発ゼロを進めるドイツだから起こった話ではない。ENTSO-Eは「欧州送電系統においてこのような形で平均周波数に偏差が生じた」ため。
著者はドイツのどのような文献を参照しているのか、報道機関ならきちんとリンクを貼るか、どの組織のステートメントか明示すべき。ドイツに住んでいるならそういう参照の仕方がネット記事でスタンダードであることは常識でしょう。
こちらの記事にはポルトガルからドイツ、ポーランド、ギリシアまで欧州大陸の25カ国をカバーする電力網の全域に及んでいると、「欧州の電力系統は相互に接続しているので、どこかで不均衡が生じると全体の周波数がわずかに低下する」と欧州送電系統運用者ネットワーク(ENTSO-E)の広報担当者が述べたとあります。なら発電方法の問題ではなく、モラルハザードが起こった際の送電システム維持管理の問題。
原発、を持ち出すのも、ドイツ固有の問題のようなタイトルで煽るのもミスリード。
http://www.itmedia.co.jp/news/spv/1803/08/news113.html
NORMAL
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