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ヒットが出ない…!アパレル業界「トレンドの崩壊」はなぜ起きたか
現代ビジネス[講談社] | 最新記事
Oka MasatoBrightStone & Co. Co-CEO
筆者の論考「90年代後半から最近までの、国内ガールズファッショントレンドの変遷」は王道で、間違ってはいないのだが、トレンドの崩壊と結論づけるのは、短絡的。限定的な市場の延長線上で、業界全体の未来を決めつけのは、間違っている。 ヒットが出ない真因は、メガトレンドの構造が変わったのではなく、創造されるプロセスが変わったからである。 かつては、ハイファッション業界を頂点として、ブランド→ファッション雑誌→ショップへと、流行がトップダウンで、時間をかけて広まり、作られてきた。現在は、ブランドが発信する前から、ファストファッションが先取りし、ラグジュアリから、ストリートまですべて出尽くしている。 シロウトは、多すぎて選べないジレンマに陥り、ファッショニスタは、SNSのインフルエンサーやセレブなど、個人の着こなしを頼りに洋服選びをしつつある。 ハイブランドは、ファストファッション、ストリートファッションとのコラボ、SNBN、シーズンコレクションの中止、ポップアップストアの開催など、様々な戦略の取り組みをしている。デザイナーの交代含めた創造プロセスの巧拙が、起死回生の鍵となる。 メガトレンドの現象そのものは、グローバル市場において今も健在であり、売れるブランドや商品は、各々、構造的な背景と要因がある。限定スニーカーや、Supremeコラボなどは、一部の熱狂的なマニアの中で、投機的ともいえる市場が形成されている。 メガトレンドの現象と構造を、混同してはいけない。現象作りも構造作りも、新たに仕掛けてブームを起こしていくアイデアや商機は、開拓の余地が残されているでしょう。
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