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北米トヨタが60年拠点を置いたカリフォルニアを離れた理由
Diamond Online
Koike Yoshi日系企業の欧州販売会社。ロンドン在住。元アメリカ在住。 Marketing Manager
記事ではテキサスを褒めるがために色んな情報を寄せ集めていますが、 テキサスを一つの観点で語ることはできません。 ・テキサス州は非常に大きく、「日本」の面積の約2倍あります。  (テキサス 268,597 mi² 日本 145,936 mi²) ・オースティンはダラスから3時間掛かります。  ヒューストンはダラスから4時間掛かります。 ・テキサス州は決して規制の緩い州ではありません。  実際に、オースティンは今までタクシー業界が非常に強く、  ライドシェア企業が事業を行う際にガチガチの規制を設けられて、  UberとLyftは撤退しています。  (2017年に再度復活しました)  https://japan.cnet.com/article/35101869/ ・トヨタが拠点を儲けるプレイノがダラスから近いのは事実です。  ダラスから約30分の好立地です。 ・テキサスではオースティンがビジネスで熱い街と言われています。  実際、アップルがオースティンに第二本社を作ると言ったり、  サムスン始め多くの企業が拠点を置いています。 ・トヨタが今「熱い」オースティンではなく、ダラスに移るというあたり、  H Davidさんがおっしゃる通り、テキサスに移るのはカリフォルニアから離れたいというネガティブ要因から来ているということを証明しているのでしょう。
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「いきなり!ステーキ」米で苦戦 本場で厚い壁、6割を閉店
共同通信
Koike Yoshi日系企業の欧州販売会社。ロンドン在住。元アメリカ在住。 Marketing Manager
下記3つの理由からだと考えます。 ①アメリカ人にとっては「いきなり!ステーキ」のステーキが本格的じゃない ②低価格を売りにしたため顧客層(高所得、低所得)が混じり、リピート顧客が集まらなかった(嫌がられる) ③観光客はわざわざ行かない ①アメリカ人にとっては「いきなり!ステーキ」のステーキが本格的じゃない 多くのアメリカ人はステーキとハンバーガーに対する非常に強いこだわりを持っています。 レストランでも焼き具合が気に入らなかったら焼き直しをしてもらったり、二度とその店に行かなかったりというのを見かけます。 「本格的なステーキを低価格で!」というのは、アメリカ企業が「本格的な寿司を低価格で!」と日本に進出してカリフォルニアロールを出しているような傲慢さを感じます。 ②低価格を売りにしたため顧客層(高所得、低所得)が混じり、リピート顧客が集まらなかった(嫌がられる)   記事中の『米国ではステーキは特別な日に食べるというイメージが強く』は正しくもあり、間違ってもいます。 多くのアメリカ人にとってステーキは一般的です。どのスーパーでもお肉コーナーにはステーキ用のお肉を置いています。 値段もピンキリで「安くステーキを食べること」は可能です。 では、レストランではどうか? 高所得層のアメリカ人にとって、ステーキハウスで食べることは一般的で、平日の夜にも多くのカップルや家族連れを見かけます。 中所得層は、ステーキハウスは「特別な日」(誕生日だったり、記念日だったり)にしか行かないか、中価格のレストランに行くかです。 低所得層は、ステーキハウスに行く日は「特別な日」になります。 上記のように、所得層により行くレストランが分かれています。 「安いけど高品質」は顧客層が混じるため、「雰囲気」を重視する層はリピートしません。 同じ理由で吉野家がアメリカで失敗したと言われています。 ③観光客はわざわざ行かない 世界中、アメリカ中の観光客がニューヨークシティに集まります。 では観光客がわざわざ「日本のステーキを食べに行くか?」答えはNoでしょう。 個人的には、この失敗で「アメリカ進出は難しい」と安易な結論を出すのではなく、 今後アメリカで「どのようにすれば成功できるのか?」につなげて、 アメリカに進出して成功する日系企業が増えて欲しいと思います。
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iRobotのロボット芝刈り機、10年の開発期間を経て商品化
TechCrunch Japan
Koike Yoshi日系企業の欧州販売会社。ロンドン在住。元アメリカ在住。 Marketing Manager
ルンバの芝刈り機バージョン。 満を持しての登場です。 これは大売れすること間違い無い。 アメリカでは、庭を全て芝生にするのが一般的ですが、「景観が住宅価格に乗っている」と言われるくらい居住地域の景観を重視しており、芝生を如何に綺麗な状態で維持するか、がアメリカ人の悩みの一つとなっています。 芝の手入れは非常に手間が掛かります。 夏は毎週芝刈りをしないとすぐに伸びてしまい景観を損ないます。 手入れをしていないと、近隣住人から苦情が出ることもあります。 業者に依頼するのもお金が掛かります。 私の住んでいる地域では、庭の広さにより月額$200-300掛かります。 そのため芝刈り機を購入して、自分で芝刈りをする人がいますが、 暑い夏の日に時間を掛けて体力を消耗する芝刈りは本当に大変です。 そこに満を持してのiRobotの自動芝刈り機の登場です。 既に他社からは自動芝刈り機が出ていますが、 iRobotにはルンバに導入してきた「擬似壁を使った清掃場所の制御」「センサーを使った空間マッピング」「アプリを使ったスケジューリング」など、ユーザー目線で作られた機能が満載です。 価格を含む詳細はこれから発表。 まずドイツで発売し、今年後半には米国でベータ版として発売する予定とのことです。 満を持してのiRobotの自動芝刈り機。 大売れすることは間違い無いでしょう。 続報に期待です。
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