韓国裁判所にサイバー攻撃 北朝鮮か、大量データ流出
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サイバー攻撃の主体とされている「ラザルス」は、日本の警察庁・金融庁をはじめ各国政府機関が指名手配として注意を呼び掛ける集団であり、暗号資産交換所、企業、医療機関などへハッキングを行ってきています。
関連記事の一部を引用します。
●世界で最も危険な集団と欧米各国から名指しされ、FBI(米連邦捜査局)の最重要指名手配リストに「ラザルス」の名前が載る。日本も2022年10月、政府がラザルスを名指しし注意を呼びかけ、同年12月には金融庁が北朝鮮に所在する集団として、資金凍結の制裁対象に加える異例の措置をとった。その実態を紐解くと、各国が警戒するには十分たりうる存在であることがわかる。米国ハリウッドの映画スタジオへのハッキングに始まり、国際送金ネットワークから何千万ドルもの資金を盗み出す。英国の医療機関にウイルスを仕掛けて身代金を奪い取ろうと画策したこともある。これらはコンピューターのハッキングだけで成し得たものではない。世界の犯罪ネットワークがつながり、北朝鮮ハッカーの盗み取った資金洗浄に手を貸しているという。
https://www.newsweekjapan.jp/asteion/2024/03/post-165_2.php
●警察庁は14日、北朝鮮のハッカー集団「ラザルス」が日本の暗号資産交換業者を狙ってサイバー攻撃を行っていると発表した。摘発に至っていないのに名指しで公表するのは異例だが、「パブリック・アトリビューション」(非難声明)と呼ばれる手法で、政府が行うのは5例目となる。攻撃の抑止につなげる狙いがある。・・・ラザルスは暗号資産交換業者の幹部を装って標的企業の社員にフィッシングメールを送りつけたり、SNSでやりとりしたりして、交換業者の端末をウイルス感染させていた。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20221015-OYT1T50014/
●サイバーセキュリティ会社レコーデッド・フューチャー(Recorded Future)が11月29日に発表したレポートによると、北朝鮮に関係するハッカー集団ラザルス・グループ(Lazarus Group)は過去6年間で30億ドル(約4350億円、1ドル145円換算)相当の暗号資産を盗んだという。
https://www.coindeskjapan.com/210712/昨年2月に侵害に気付いたものの、適切に当局に報告せず。その結果、盗まれたデータの痕跡も削除されてしまい、大量に窃取されたデータの99.5%が特定できないとのこと。
タイムリーな報告の重要性を痛切に感じます。