日本経済のあらゆる問題が「日銀のせい」にされていた…「2%の物価上昇」という無茶な目標が決まった背景
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「なのに、日銀が2%の物価目標を掲げて、それを実現するよう金融緩和を進めれば日本経済は良くなるはずだ、という議論が世の中に生まれてしまった。」
自意識過剰と被害妄想の塊のような人ですね。こんなパラノイドが日銀の中枢にいたことが日本の経済低迷を生んだ理由のひとつなのでしょう。
誰も日銀だけのせいになどしておらず、アベノミクスだって矢は三本あって、日銀は第一の矢の当事者だっただけで、しかし少なくとも私などは第二の矢の当事者である財務省のほうが問題が大きいと考えていたし、マスコミに多く名前が出るエコノミストの多くも同様な発言をしていました。
注目のコメント
若干被害妄想感もありますが、少なくともバブル崩壊から利下げまで1年半以上かかり、ゼロ金利にするまで九年かかったものを、三分の一くらいのペースで急速に緩和していれば、デフレになってなかったかもしれませんね。
とても興味深い議論でした。
1点、付言すると(門間さんのコメントに付言など、おこがましいことは承知のうえで)、諸外国はインフレ基調にあった物価を「抑える」ことに主眼があったのに対し、日本はデフレ基調にあった物価を「引き上げる」ことに主眼があったという、ベクトルの向きの違いがあります。日銀、財務省の御用記事。どの国でも物価は上がる。それは経済成長にはかかせないことでデフレ下で日本経済が低迷したのは明らかに経済政策を担う政治家と財務省、日銀といった官僚の責任で、その責任逃れをいい加減な議論のどさくさの中でなかったことにしようとしている。国益にかなう議論を求む。