世界の債務総額、第1四半期は315兆ドル 過去最高＝ＩＩＦ

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• 斎藤 陽

  An Edokko lost in Nagoya

  ・2024年05月08日

  不正確な言葉が並んでいるので正確に理解することが不能な記事だけれど、記事末尾で語られているのが日本の政府債務の返済比率なので、おそらく世界の債務総額というのは、世界の政府債務の総額、ということなのでしょう。
  
  しかし、債務額の総額が315兆ドルで過去最高であるなら、誰かがその債務に対する債権を持っているはずですから、世界の対政府債権総額も315兆ドルで世界最高であるはずです。ただし政府に対する債権者は他国の政府とは限らず、民間も含まれます。
  
  債務と債権は同額ですから、チャラです。そのこと自体では何が問題なのかまったくわかりません。まったく問題ないかもしれません。
  
  民間の立場からすれば、増税されて持って行かれっぱなしになるより、債券発行してくれた方がよほど良い場合も多いはずです。
  
  くどいようですが、何が問題なのでしょうか？

注目のコメント

• 天野 正樹

  考えてみりゃ、「理屈でそうなる」のは当たり前ですよね(笑)。インフレを伴って。
  
  追記
  インフレ放置して借金棒引きにする手法を「インフレ税」と呼ぶそうですが、当局の利上げスピードが追っつくかみたいなことを考えると「急激に物価が上がる」ほうが政府的にはオトクなんでしょうか？(笑)。