アップル、データセンター向けAI半導体の内製化目指す-報道
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自社のソフトウェアと目的に最適化された専用チップが勝つのか、Nvidiaのような汎用チップが勝つのか、しばらくは競争が続きそうです。前者が有力になってきて、独自の先端チップを設計する企業が増加する……という筋書きに沿って日本のラピダスは動いているのですが、最終的に技術トレンドがどうなるのか、注目しています。
十分可能性のある話です。アップルはファブレスの半導体メーカーであり、スマホやPCは普及して成長の機会が減りました。しかし今、データセンター向けのAIチップの需要が旺盛なので、成長するチャンスです。
アップルには、半導体設計者が多いので、新しい需要があれば進出するチャンスでもあります。30年位昔の話ですが、CISC(インテル8086とか)とRISC(モトローラ6800とか)というアーキテクチャの違いによる「CPU論争」みたいなのがありましたね。
かなり丸めていうと、CISCが予め動作をチップ内に組み込んだ半導体(複雑だけど命令が簡単)、RISCは出来るだけ高速に処理できるように半導体(命令は難しいがメッチャ処理が早い)という違いがあります。
ちなみにAppleコンピュータはモトローラと組んで、独自のPowerPCというCPUを作りましたが、ジョブズ復帰後にMacにインテルを採用し始めた、という過去の歴史があります。