25歳銀行員が過労自殺 配置転換2カ月後 上司宅に休日呼び出しも
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実体験を踏まえてコメントします。
みずほ銀行の件も然り、銀行業界はこうです。
パワハラにパワハラという名前がつけられてもいなかったその時代、今と違って金利も高く顧客との情報格差も大きく、大して勉強せずとも誰でも数字を取ることができた環境に乗って偉くなれただけのおっさんが、思考をアップデートすることなく部下にイキリ散らかすそんな業界です。
それをおかしい!変えなければ!と思う賢い若手は偉くなれないので辞めていき、イエスマンしてる脳死君だけが残って、結果として銀行は昭和に居残りです。
今だに銀行に就職しようと思う学生は世の中へのアンテナが低いですよ。記事を読んで、「パワハラ」という言葉が出てくるものの、具体的な記述がほとんどありません。あるのは、同僚らがいる前で「数字が上がらない」「稟議(りんぎ)書の作成が遅い」といった叱責を受けることがあったという内容です。どの程度の重圧を与えたのか具体的にはわかりませんが、これらは普通の指導範囲であるように思えます。ただ、上司宅に呼び出した点は、企業が業務を行う公的な場所ではないという点で、違和感があります。
一方、「使用者は、労働契約に伴い、労働者がその生命、身体等の安全を確保しつつ労働することができるよう、必要な配慮をするものとする」と労働契約法第5条には記されており、企業には、安全配慮義務ないし健康配慮義務が課されています。企業としてはこれがあるので、病気を有したり、精神的な弱さ見られる方に対しては、重責を伴う業務から外したり、このような業務には配置転換させません。
今回のケースは、企業が「特別な配慮」が必要な社員を見誤り、労働者および使用者の双方が不幸になったケースだと思います。精神的に追い詰められると、誰かに助けを求めたり逃げ出すという選択肢が頭から消えてしまい、追い詰められることも多々あります(実体験)。ブラック企業やパワハラ上司はそれを悪用し、下っ端を徹底的に搾取する形になっています。
だから逃げることを含め、「自分の身は自分で守る」しかありません。