住友化学、国内外で約4000人削減へ-業績悪化でリストラや事業売却
AI要約(β版試験運用中)
- 1住友化学は2025年3月末までに連結従業員数の約1割に当たる約4000人の人員削減を行う
- 2人員削減は住友ファーマでのリストラや事業売却・再編・合理化などを通じて行われる
- 3岩田圭一社長は国内では再編や撤退に関連した削減が多いと説明した
コメント
注目のコメント
10数年前のIR取材で、長期目線で経営していると仰っていた。欧米の石油化学企業が選択と集中をしなければ生き残れないと大型再編が続いたが、それとは距離を置くことで生き残れるとしていた。
化学は規模でなく、技術力や擦り合わせで日本にはそれがあると。
しかし、開発への資金、顧客の広がり、規模の経済の波は圧倒的に強く、結果として井の中の蛙になってしまっていたことになる。
危機の後になんとかできてしまっただけに根本的な改善はせずに済んでこれてしまった。それが日本の企業全般でも言えるのかもしれない。
良い時にこそ変革するチャンスでもあることを肝に銘じなければならないなと思う。