Spotifyの人員削減、「予想以上」に会社にダメージとCEO
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人員削減の理由、「経済成長の鈍化と資本コストの高騰」
プロダクトやサービス品質、本質的なニーズとは異なる判断がゆえ、従業員にも一定のリテラシーがないと受け入れられ辛い理由。
実際、適切に経営していても、即ち成長に必要な人員獲得はリードタイムが必要だし、上記理由を恐れすぎては成長機会を逸するリスクもある。競争と無縁であれば良いが基本は競争は恐るべき敵。
特に今回は資本コストこと高騰の影響も大きかったのではないか。より高いリターン、即ち規律が求められる世界がやってきた。「人員削減」と聞くと会社も社員もこの世の終わりみたいに聞こえるかもしれませんが、そんなことはありません。会社も社員も「割り切った」関係なのです。
こういう私もシンガポール在籍時に自分の在籍していたポジションが突然無くなった(つまりほぼ失業状態)経験があります。
テック業界にいる限り、勤めている会社から突然レイオフされるリスクは常に理解しているし、転職市場も活発なので、当の本人たちも職探しの準備はいつでもできているし、必要な時は割り切って次の職を見つけます。
これは企業側もお互いさまで、社員がよりよい条件を求めて転職することを止めることはできません。Spotify自体は良いアプリであり、サービスと思う。Spotifyからブレークするようなアーティストがいることからも音楽業界へも好循環をもたらすようなアプリと言えるだろう。(これまでそういうアプリはあまり無かったとも思う。)
対抗馬がそもそもプラットフォームが盤石かつ激強なApple、Amazon、Google(YouTube)などになる。iPhoneユーザーはおそらくは選択しない。
Androidスマホの人たちにとっては第一の選択肢に近い音楽アプリと思う。
課題は版権などを持たず、音楽再生のたびにアーティストに還元されるお金を支払うとSpotifyが真っ赤っかになってしまうビジネス構造であること。他社と競争関係にあることから値上げもなかなかできない。圧倒的な価値で市場を掻っ攫うことも難しい。
解決策がなかなか無い。製品の価値がさらに上がり、圧倒的な付加価値ないしは差異化できる機能があれば、値上げなども考慮できるようになると思うのだが。