止まらない円安 実は「円弱」 日本は“後進国”に転落か 国力低下の現実とは【報道1930】
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産業の国際競争力があった時代の日本なら、円安で輸出が強力に増えて景気回復の起点になりました。しかし、空洞化でもはや輸出は伸びません。頼りはインバウンドだけです。そのインバウンドも人手不足と混雑でほぼ限界に達しました。この結果、円安でも日本の貿易赤字が増加しています。逆に円安でインフレの再加速などマイナスが目立つようになりました。円安を止める手段は介入か利上げしかない。介入は米国の理解が得られない。となると通貨安を止めるための手段は、景気を犠牲にしてでも、利上げしかない。この構図、正に新興国です。輸出産業の再興が急務で、その意味ではTSMCの誘致は正しいと思います。
このままの円安トレンド続くと、1人あたりGDPで韓国・台湾に抜かれるだけでなく、先進国の目安である3万ドルも割り込んできそう。ただ、新興国やフロンティア国にはカテゴライズできないから、衰退途上国のような新たなカテゴリが必要になる