「全く知らない」「勝手に使われた」──日米のアニメ制作会社が相次ぎ声明 北朝鮮のサーバから関連ファイルが見つかった問題で
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アニメ業界に限らず、多重下請け、丸投げ、中抜き構造に規制をかけるべきでは。何も生み出さない業者が中抜きで潤い、末端は低賃金で搾取される構造は害悪でしかありません。「J-Alert(警報システム)」の開発では中国在住の北朝鮮人エンジニアが開発に関与していたという笑えないニュースもありましたね。
「【独自】北の技術者、県防災アプリを修正…26万人利用・ミサイル速報『Jアラート』も配信 (読売22/05/19)」
https://www.yomiuri.co.jp/national/20220518-OYT1T50420/
注目のコメント
こちらの件は出版業界側へも相当大きなニュースとして流れてまして、僕も個人的に少し調べましたが、日本のアニメスタジオは完全に被害者ですね。
構図としては
アニメスタジオ→下請け→下請け(中国企業)→北朝鮮企業
という形で仕事が行っていたようで、下請けからさらに下をコントロールするのは上流側では無理な話です。
今回はたまたま発覚しましたが、グローバルにサプライチェーンを築いている産業であれば、このようなケースは珍しくないでしょうし、もはやこれに関しては政治的な話です。
今回の件を無理に取り沙汰して、アニメやスタジオを攻める流れはやめてもらいたいと心から思います。アニメ制作は膨大な作業が必要で、制作会社単独で作り切るのは不可能です。自社のみで制作できるだけの人員を常時確保していては経営が成り立ちません。下請けを批判するのは見当違いです。また最近は中国や韓国の制作者も力をつけてきており、クオリティは確保できます。スタッフロールに韓国名や中国名が載らない作品の方が珍しいくらいです。だからといって北朝鮮を制作に関わらせないのは当然で、こうしたことで不評をかわないよう中国の下請けが北朝鮮にさらに下請けに出さないよう十分な注意が必要です。
下請けの下請けは、下請けじゃ無い、って事なら「知らなかった」で済むのでしゎうが、済まないなら、制作会社のつめが甘かったってことでしょう。
契約書で「北朝鮮に仕事を回してはいけない」とか書かれてたら別ですが、お咎めなしでは示しがつかないので、見せしめも兼ねて何らかの処罰は下るんじゃないですかね。