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日銀、政策金利を据え置き 決定会合、物価見通しは引き上げ

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    野村総合研究所 金融デジタルビジネスリサーチ部 シニア研究員

    今回の展望レポートを前回と比較しつつ読んでみました。

    まず、景気に関しては本年度についてやや慎重化したことが目立ちますが、主因は前年度後半のマイナスのゲタや自動車の供給制約であったと整理しており、将来に向けて持続性のある要因ではないとの考えを示唆しています。

    加えて、リスクバランスチャートを見ても、本年度の経済成長率見通しはかなりばらついており、上記の下押し要因の影響についても見方が分かれていることがわかります。

    一方、物価に関しては本年度について相応に引き上げたことが目立ちますが、主因は原油価格の足元での上昇であると整理しており、この点はMPMメンバーによる本年度のインフレ率見通しにおけるコアとコアコアとのギャップと整合的になっています。

    一方、展望レポートで物価の先行きリスクを論ずる中で、賃金上昇から価格への転嫁をメインシナリオとしつつ、中小企業における賃金引き上げの持続性の不確実性や、総需要が弱含んだ場合の価格転嫁の困難化といった下方要素も取り上げられていた点はやや気になりました。

    最後に、金融政策の運営については、展望レポートが当面は緩和的な金融環境の維持を示唆したことが重要です。ただし、日銀は政策金利が中立水準以下である限りは緩和的であると主張できる訳であり、この文言が追加利上げを全て排除した訳ではないことにも注意する必要があります。


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    (株)TOASU特別研究員(経済評論家・コンサルタント)

    金利が上がれば一気に景気が冷えかねない状況を異次元緩和で作ったがゆえか、日銀はインフレ予測を低めにおいて緩和継続を正当化し、期限が近づくたびに引き上げることを繰り返して来ましたからね… 今回もそれが踏襲されただけで、特に驚きはありません。インフレが簡単に治るはずがないのは庶民感覚として自明の理。
    「経済への影響を見極める必要がある」とありますが、普通預金金利が0.001%、10年もの定期預金金利が0.01%上がっただけで短期プライムレートもイールドカーブも動かぬ前回の修正は象徴的な意味合い程度しかありません。要は金利が上がるのを極力避け続けたいというだけのことじゃないのかな (・_・?


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    日本金融経済研究所・代表理事 経済アナリスト

    【日銀会見後、コメント】円安進む
    ≪今の円安、総じて無視できる状況とコメント≫
    為替のインフレへの影響は、基本的には一時的である。しかし、円安が長期化すると影響が長期化するが、来年の賃上げに繋がれば、第2の力(賃金と物価がともに上昇する好循環)へ繋がる可能性がある。為替が第1の力(輸入物価の上昇)に影響を与えているものの、21-22年にかけての輸入物価上昇に比べると、今はそこまでではない。(怒られるかもしれないが、と添える)

    ◎短期金利
    今後、第2の力にマイナスの影響があると判断すれば、金融政策の変更はある。現在は、3月に金融政策の枠組みを変えたばかりで、それをマーケットや経済がどう消化しているか見定めている。金利について、これまで、日本では上がった経験が30年間ないので影響を考えるデータが不足しているのも事実。一方で、利上げが、遅くなれば、急に上げなければならない、利上げ幅も大きくなるのでこちらも注意して進める。また、2%の物価上昇が確認できるころには、短期金利=中立金利になっている可能性がある。(中立金利の推移については議論中)

    ◎国債の買い入れ減額
    国債の買い入れ減額は視野に入れているが、いつの時点かは、具体的に言えないものの、減額=金融政策の能動的手段で使いたくない。多くの国債を保有していることで、長期金利の上限を抑えていることに、影響があり、減額することで、長期金利上昇の影響を見極めたい。かつ、それが、短期金利のどれくらい影響があるのかも考えたい。と6円兆の買い入れ維持についても言及。


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