官邸の唯一の女性補佐官による意欲的な取り組みです。まずは企業の中の垂直分離という要因。ホットジョブと呼ばれる賃金の高い仕事(転勤ありや役職)が男性に偏りがちで、その要因を分析し、管理職比率の向上やコース別人事(実質的に男女別コース)を撤廃することが必要です。また社会全般では非正規の不安定低賃金の仕事が女性に偏る水平分離の起きています。どちらも是正しなければ格差は埋まりません。また年収の壁はすでに三十年ぐらい議論されている。いい加減、女性が年収調整して低収入にとどまるような施策はなくなってほしいものです。
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