米国のお買い物アプリ「Ibotta」の上場で億万長者が150人以上誕生
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少し遅くなりましたが、先週IPOしたIbottaについてまとめてみました。2つのフライホイール効果というのは結構面白いなと思いました。
Ibottaは広告のターゲットをAIで特定・分析しているため、S-1資料にはAIというワードが非常に頻繁に出ていることが特徴でした。
ちなみに、今回IbottaのIPOはかなり良かったという印象ですが、海外投資家は引き続きかなりシビアにSNSでマーケットを見ているようです。
https://theinformation.com/articles/say-goodbye-to-tiny-ipos-investors-warn
・General Atlantic:時価総額10億ドル未満で上場する企業は厳しい
・Coatue Management:収益10億ドル、時価総額100億ドルでなければ上場できない
・BlackRock:機関投資家は少なくとも時価総額50億ドルドル以上でなければ、興味を示さない
→マーケット回復は投資銀行の売り文句で実態はそこまで変わっていない
注目のコメント
2011年設立のIbottaは、リワード・キャッシュバック系アプリとしては老舗ですよね。
そんなibottaですが、後も高い成長率を維持することが期待されています。
キャッシュバック市場の拡大や、ibottaの競争優位性などがその理由として挙げられます。キャッシュバック市場は、今後数年間、年平均15%以上の成長率で拡大すると予想されています。また、ibottaは老舗ならではの幅広い提携先を持っており、他にも独自のキャッシュバックシステムの保有など、多くの競争優位性を持っています。
今後も注目していきたい領域です。日本でもすでにある「領収書をビジネスにつなげる」系からの話ですが、ちゃんと「フライホイール効果」でしっかりとしたロジックが組まれており、成功した例ですね。消費行動・購買行動とマーケティング戦略が変化している一つの例として学びがありますね。
フライホイール