【保存版】半導体だけで、世界の「大事なこと」が大体分かる
コメント
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半導体の生活浸透からサプライチェーンの集積リスク・地政学リスクまで非専門家にも平易に把握でき有用でした。
台湾有事への備えの一貫としてのTSMCの生産国分散状況も一段と気になるばかりです
記事で注目した点
『──明日、コンピューターウイルスが世界中のTSMCの拠点を標的にし、その機器をすべて停止させたら、世界経済はどうなりますか?
世界大恐慌のような経済危機に世界的に直面することになるでしょう。
壊滅的な打撃を受けるのは、スマホやPCなどのハイテク機器だけではありません。1年ほどは、世界のどこでも携帯電話を作るのに苦労するはずです。PCの生産も3分の1、もしかしたら半分に落ちるかもしれません。データセンターの展開も止まります。
携帯電話の基地局も造れなくなりますね。
食器洗い機や電子レンジ、自動車など、他の製造品も同様です。
これらは必ずしも最先端のチップが必要なわけではありませんが、台湾は最先端のチップだけを生産しているわけではありません。コロナ下での半導体不足は、チップに依存しているのはハイテク分野だけではないことを示しました。
自動車会社のような企業も同様です。』
注目のコメント
『半導体戦争』面白かったです。
その著者のインタビューなので興味深く読ませていただきました。
私が社会人になり、半導体のデザインを始めた2000年時、TSMC0.35umでの設計でした。上司にCADの最小グリッド(当時10nm?)に気を付けろ!と怒られながら、レイアウトをしたのが懐かしいです。
今はその最小グリッド1nmでないと設計できなくなり、人間が触ることもアナログ以外なくなりました。アナログもそろそろ無くなりそうですが。。。
ムーアの法則恐るべしですね。20年前から終わる終わると言われて、まだ続いているんですから。
ASMLの話もショックですね。昔はニコン・キャノンの露光機を使って必ずニコンマークやキャノンマークを四隅に入れろと言われていたのが懐かしいです。
そんな半導体は経済戦争のカードと使われることが多いです。
半導体は導体になったり絶縁体になったり、電気や不純物濃度で性格を変える不思議なイシです。
それは人々のイシによって、使われ方も変わるということの意味しています。
人々やこの地球にとって豊かな方向に進めて欲しいものです。