【保存版】半導体だけで、世界の「大事なこと」が大体分かる
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なにか有れば、世界大恐慌のような経済危機に世界的に直面することになるだろうと言われくらい、半導体製造で圧倒的な存在であるTMSC。
分業化が進んだ半導体メーカーでは、工程ごとに主要なプレーヤーは異なり、TSMCは前工程と言われる工程に特化したファウンドリー。
彼らが凄いのは、あらゆる電子機器を生産するため最も付加価値が高く、コピーがしずらい工程を知っていたという事でしょう。そこに特化した結果、誰も追いつけない程の技術的な差ができてしまった。。
それだけにボトルネックにもなりやすく、地政学的なリスクになったというわけです。30年前には考えてもいなかったですね。
注目のコメント
『半導体戦争』面白かったです。
その著者のインタビューなので興味深く読ませていただきました。
私が社会人になり、半導体のデザインを始めた2000年時、TSMC0.35umでの設計でした。上司にCADの最小グリッド(当時10nm?)に気を付けろ!と怒られながら、レイアウトをしたのが懐かしいです。
今はその最小グリッド1nmでないと設計できなくなり、人間が触ることもアナログ以外なくなりました。アナログもそろそろ無くなりそうですが。。。
ムーアの法則恐るべしですね。20年前から終わる終わると言われて、まだ続いているんですから。
ASMLの話もショックですね。昔はニコン・キャノンの露光機を使って必ずニコンマークやキャノンマークを四隅に入れろと言われていたのが懐かしいです。
そんな半導体は経済戦争のカードと使われることが多いです。
半導体は導体になったり絶縁体になったり、電気や不純物濃度で性格を変える不思議なイシです。
それは人々のイシによって、使われ方も変わるということの意味しています。
人々やこの地球にとって豊かな方向に進めて欲しいものです。