【ビザスクCEO】米国M&Aで大赤字。「リサーチ不足」を猛省
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当社も米国企業の買収で失敗しているので、端羽さんのインタビューに共感できる部分も多い。今後も米国にチャレンジする企業は出てくるだろうが、私が何より懸念しているのは、資本市場や投資家が、日本企業による米国買収案件にさらに及び腰になること。日本は国内マーケットが一定大きいので、そこで勝負すれば良いという雰囲気になってしまうのは、事業家という観点からは大きな懸念。
今や海外で成功しているユニクロやリクルートも、かつては海外は失敗の連続。その後もチャレンジし続けた結果、今の成功を収めているのであって、成功のためにはチャレンジし続けるしかない。
ところで、ビザスクさんの開示資料を見ると、確かに純資産は3億円とプラスだが、中身を見ると株主資本はマイナス30億円で為替換算調整勘定がプラス33億円、ネットで純資産3億円。
なぜにのれんを全減損していながら、こんなにも多額の為替換算調整勘定が残っているのかがよく分からない...
注目のコメント
まず挑戦していること、のれん全額減損発表による株価下落はほぼなかったこと、代表がメディアの取材から逃げないこと、等など、同じ上場企業の経営者として、その胆力と覚悟に拍手を送りたい内容です。当社も活用しているサービスなので引続き応援したいです。
端羽さんが何度も「反省」という言葉を口にしたのがとても印象的でした。インタビュー中は未来を見据えて前を向いていましたが、この2年間は本当に大変だったと思います。そこで得られた知見を率直に語ってくれたインタビューは今後、海外を目指す日本企業の人にとって、とても示唆に富むと思います。
「psyhic distance paradox」という概念があります。要は「近い」と油断してしまうという話です(オリジナルはカナダの小売りがアメリカで失敗する研究です)。同業だから、日本で成功しているから、ということで油断してしまったのかなと感じました。
ただ、Sonyも映画ビジネスは当初大失敗と言われ「いつ売りに出すのか」が毎年新聞に取り上げられていたのですが、いまや企業な収益源に育っています。してしまったことは取り返せないので、これからですね。