退職者を再び雇用、71%導入 主要118社、人手不足
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「共同通信社が118社に行ったアンケートで、元社員を再び雇用する制度や仕組みを導入している企業の割合が71%に上った」とのことです。
もともと「出戻り禁止」とはしてない企業が多いと思いますし、文化や領域の理解があるので、即戦力としてありがたい存在になりえます。
どこまで積極的にアプローチしているかですよね。
日本郵政の事例で元社員向けのイベントを開催している例がありました。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC26AP90W3A021C2000000/
アルムナイをコミュニティ化できていると、再び雇用するというだけでなく、新たな知見やつながりをつくれる機会としても有効そうです。
退職代行サービスによる退職の記事をよく見かけますが、ケンカ別れはお互いにとってまったく得はありませんね。円満退社をしたいところです。
企業としては退職する人を裏切り者扱いしたり、「あいつは出戻りだから」みたいに揶揄したりするような言動があるなら、もったいないことになります。
注目のコメント
再び入りたくなるような会社は良い会社なので、再雇用の人がいる話を聞くとイメージ上がりますよね。
離職しやすさをあげそうに感じますが、それを無理に留める会社でない方がベターですよね。アラムナイ採用は、企業側の人材不足のニーズがハイライトされがちです。しかし、アラムナイ側のニーズにより焦点を当てると面白い気がします。
アラムナイが、元の職場に戻る理由としては、
・転職したからこそ、元の職場の良さ(仕事の面白さ、人間関係のやりやすさ、待遇等)が分かった
・転職先は希望していたものの、自らのパフォーマンスが見合わなかった
・(独立した人の場合)自ら顧客を取れる能力が残念ながら足らなかった
など元の職場の方が活躍しやすいことを認識したことに加え、
・再度雇用条件を見直すことで、社内で昇進するよりも高い条件を得られた
処遇の改善もあるかもしれませんね。
いずれにしろ、退職する際には二度と戻らない(含む同業種)という覚悟がない限り、”綺麗に”辞めるように心がけて損はない気がします!異業種からも競合があらわれてくる環境で、内部育成だけで人材の競争力を高めることは、最早、困難です。
アルムナイに限らず社外のリソースをうまく使える関係や仕組みを整えなければ、人材の競争力を高めることはできなくなりつつあります。