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大地震前兆現象の仕組み解明 上空の電子変化、予知に期待―京都大

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  • 国内航空会社 気象予報士

    地震は、要するに岩盤が割れることで発生します。大規模な地震ともなると、まず岩盤に少しずつできるひび割れや、既存の断層に沿って高温高圧の水分やガスが入ってくる過程で帯電することがあるとすでに知られており、電離層に影響を与えた結果、ラジオにノイズが乗ったり異常伝播したりするとして説明されていました。今回は岩盤の中の高温高圧条件でそうした状況が発生するかについて実験で確認したもので、高温高圧下で水が液体でも気体でもない超臨界の状態になるタイミングで電気伝導度が大きく変化し電圧が変化していることを確認したというものです。地震が発生するまさに数十分前程度の時間帯でどのようなことが地下で発生しているのか、そのメカニズムの一端を明かすことができるのではないかと期待させる内容です。

    大地震の発生直前に空が明るくなるとか、稲妻のようにぴかっと空が光るなどという現象は、それまでも伝説的に言われてはいましたが、市民権を得たのは阪神大震災での多数の目撃証言によるところが大きく、学術的にもさまざまな説明ができるとして科学者たちが挑んできたテーマです。岩盤に多く含まれる石英で起こる、圧電効果による帯電ではないかという説明も頻繁になされ、ご存知の方もおられるかもしれません。しかしそれであれば地震の発生する数時間程度の割と短い時間しか電離層の異常が見られないことに説明がつかないのが難点でした。この結果を応用すれば、大地震発生の数十分前をある程度把握できるようになるかもしれません。古い家屋や、津波の危険がある区域、土砂災害の影響を受けやすい区域、山間部などからの避難など、リスクが高い場所からの避難は十分に可能でしょう。

    ただ問題は、電離層は様々な理由で(主に宇宙線によって)異常が発生しやすく、仮に異常を見つけてもその原因が大地の岩盤にあることに気が付けるかどうかが最大の課題です。ある程度事前に地震が発生するであろう場所や時期について見当をつけ、その部分についての最後のモニタリングとして使う分には有効かもしれません。従いましてまずは基本となる地震についてもきちんとした研究が欠かせません。


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    フリーライター サイエンスライター・気象予報士

    これはびっくりです。今後予知に活かせるようになると大助かりですね。大地震前の動物の奇妙な行動もこれで説明がつくのでしょうか。また、現状では地震雲と呼ばれる地震を予知する雲の存在は、科学的に証明されていないのですが、今後の研究の積み重ねによっては、もしかしたら「地震雲は存在する」ということになる可能性も、0とはいえなくなってきましたね。


  • AXIS合同会社 代表

    大いに研究すればいいと思うけど、地震予知の仮説を検証するために地震メカニズムの仮説を検証した段階ってとこですか?もしくはそのための仮説を検証するための仮説かな?
    地震予知できたらすごいけど、胡散臭い研究が多すぎて信用できなくなってます。


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