レゴ、「おとなのファン」のおかげで10年で売り上げ倍増
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玩具やホビー商品を購入する大人を、kidとadultの造語で「kidult」などと言い、世界的なトレンドとなっています
記事にはないですが、日本のキャラクターが世界でブームなのも、子どもの時に違法なコピー動画などを見ていた人たちが、おとなになって経済力を持つことで課金しているとも言われていて、意図せず壮大なフリーミアム戦略を取っていた形になっています
また、成長によって数年で通り過ぎてしまう子どもと比べて、好きなら何年も買い続ける大人はLTV的にも良いのですが、一方で利益を求めて大人に振りすぎると将来のファンである子供向けが疎かになるので、このあたりの比率をどうコントロールするかは各社気を使うポイントになっています子どもが生まれてからレゴショップに行くようになり、最初に驚いたのは、子ども用でも最初から完成系を想定された商品がほとんどということでした。私の中では自由に組み立てるものというイメージが強かったので、こうやってたくさんの種類を買うように誘導するのだなあと納得。記事のように以前アメリカ人の友人からとてもパーツ数の多いアメリカのホワイトハウスのレゴをプレゼントされ、気付いたら夜な夜な制作して完成させた思い出もあります。
表層のヒットだけじゃなくて、それを可能にするブランドのらしさに注目したい。そもそも、長らく子どもに人気で強いブランドな秘密が、逆説的だが、幼稚さ漂う「子ども向け」になってないからじゃないか