貿易収支は3年連続の赤字 23年度の赤字額は5兆8919億円
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円安になれば輸入食材が上がって、国内産品が相対的に安くなるのだから、国内産品を積極的に食べましょう。そして食料自給率を上げていきましょう。
そもそも食料自給率が大きく下がった理由の一つは円高による輸入食材のシェア増加だったのですから。今の若い人は知らないかもしれないけれど、90年代にはアメリカの大統領が日本に乗り込んできて、円高にしてやるからアメリカの自動車を買え、アメリカの牛肉を買え、アメリカのオレンジを買え、と押し売りをしていたのですよ。
その圧力に屈した結果、日本の食料自給率はどんどん下がってしまったのです。
円安に戻ったのですから、国内産品を積極的に選んで、食料自給率を上げていきましょう。
注目のコメント
なお、季節調整値で直近3月分を単月で見ると、貿易赤字額は前月から23.9%拡大しています。
内訳を見ると、輸出が前月比+2.6%増加も、輸入がそれを上回る同+3.9%増加となっています。
経験則上、日本の貿易収支は円に換算した原油先物価格に遅れて逆相関する関係があります。
そして、足元では中東情勢の緊迫化や米国のインフレ再燃懸念などにより円安原油高が進んでいます。
こうしたことから、先行きの貿易赤字はさらに拡大する可能性が高いと言えるでしょう。マーシャル=ラーナー条件をもう満たしてないということなのだと考えられます。別の見方をすれば、マクロ的には需要超過なわけです。原油収支を控除したところで、根本から評価が変わるわけでもないです。