「きのう退職届出してきた」入社したばかりの新入社員がなぜ?
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記事の中盤にきちんとデータが示されている通り、3年以内の離職率は約3割で、ずーーーーーっと一定です。
私が社会人になった1980年代半ば、40年前でも同じことが話題になっていて、それ以後毎年同じ話題が取り上げられる。
そういう実態の中で、辞める理由のランキングの変化をたった一年だけ切り取っても何の意味も見いだせない。
私の愚息も新卒で入った会社は2年数か月で辞めて、新しい仕事に就いて楽しそうに頑張っている。
過去に何度も書いている持論としては、20歳代は2~3年で転職を繰り返し、いくつかの職業を経験した後に30過ぎた頃に自分の道が見えてくれば良いと思う。そういう行動が生涯賃金の面で不利にならない制度を整備すべきだと思うし、実際にその方向になってきている。
それで社会は回っているのだから、何が問題なのかさっぱり分かりません。
注目のコメント
人手不足と「日本型」雇用慣行が変化している表れかと思います。労働力の流動化自体は、悪いことではありません。企業側も社員との向き合い方を再考するときでしょう。
また「新卒一括採用」の見直しも論点かもしれません。ただしマクロで見ると、若年層の失業率が上がる可能性があることも、留意する必要があります。2年以内に2割、3年以内に3割退職してしまう新入社員。
転職のしやすさや若手世代の勤労観の変化を背景に、世の中の人材流動性はより高まっていくと思います。
「入社してすぐに辞めるなんて。。」「これだから今の若者は。。」と、一方的に新入社員だけが悪いと決めつけずに、採用プロセスに問題がなかったか、その後の定着施策に問題がなかったか、研修や育成環境に問題がなかったかなどと、企業側も現実から目を逸らさずに改善策や工夫を講じていかないと、簡単に人手不足に陥り続けてしまいます。髪の色くらいで退職代行まで使ってくる新卒とかぶっちゃけ会社側からしてもさっさと辞めてもらった方がいい事案もありそうだが、前提として学生と社会人の最大の違いはお金を払う側から貰う側になること。体壊してまで理不尽な要求に応える必要はないが、少しは成果出すまで我慢して頑張った方が本人の未来のためにいいよ。どこ行っても本質は同じだから。