【2分解説】セブンが今さら「ヨーカ堂のIPO」を目指すワケ
NewsPicks編集部
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経緯はどうあれ祖業を切り離す意思決定は苦渋の決断だったのではと感じました。100年の歴史あるヨーカ堂ですから守りたいものもあったはず。
でもだからこそ、サステナブルに、次の時代にも残り続けるヨーカ堂であって欲しい。
注目のコメント
スーパーが低収益と言っても日本を見渡すと(先日創業者の飯田さんが亡くなった)オーケーとか豊橋のデライトとか意欲的なところは数々あります。IPOで独自の生き残りを模索するのもいいかなと思います。何を「ウリ」にするのか、はこれからかもしれませんが。
スーパーも百貨店もCVS(コンビニ)もという「消費をなんでもカバーする」業態から圧倒的に強いCVS事業に資源も意識も集中する、という選択は「強いものをより強くする」という戦略だと理解し、評価すべき。
その際、西武SOGOのように「売却」(M&A)ではなくIPOを目指すというのはかなりおもしろい。
なぜなら、M&Aの場合は売却する事業の将来を新たな買い手に委ねるのに対し、IPOとなれば対象事業を磨き上げて、個人を含む投資家(株主)に対しこれなら買ってみたいと思わせる会社にする成長戦略をみずから示す必要があるから。
そのためにセブン&アイがどんな策を打ち出してくるかに大いに興味がある。またIPOの前提として、成長戦略が成功しそうになった時に、本当にセブンがその「祖業」を手放す意思決定が出来るか?という視点からの興味もある。
継続的にウォッチして、MBAの授業で使えるケースを作ってみたいと思う。昨年の百貨店そごう・西武の売却、今回発表のスーパーストア切り離し。
徐々に総合小売企業からコンビニ企業にシフトするセブン&アイは今後どうなっていくのか。昨日の説明会の内容もとに解説します。