植田日銀は平均「77・9点」 総裁就任から1年、主要エコノミストアンケート
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元々リフレ思想を支持していた人たちのいじけたような態度は分析姿勢として真摯ではないなと思います。植田体制はその後片づけをやらされているのであり、1年でマイナス金利解除に漕ぎつけたことは評価されるべきだと思います。円安の本質的原因は日銀(金利)ではないので、そこを失点要因に挙げるのは違うと私は思います。
注目のコメント
8日の日経新聞にも類似の記事があります。評価は77点、まあ、ほぼ同じ人が答えているでしょうから同じ評価なのは当たり前です。ただ、金融関係者は利上げしても金融市場にショックが全くなかったことを評価しています。一方、生活者や企業から見ると、足元のGDPがマイナスで景気判断も下方修正されているのに、なぜ今なのかという疑問はあると思います。一例をあげると、物価を加味した所得、実質個人所得は23か月連続で前年比マイナスの記録を更新中です。
私は高得点をつけて良いと思います。政策変更が可能となった背景である物価と賃金の上昇は、植田総裁の手腕というよりも、グローバルインフレによるものが大きいとはいえ、タイミングや市場の織り込ませ方は巧みだったと思います。