日本だけ違う？18歳が「人生において大切にしたいこと」、他国が「家族」と答える中、日本で最も多かった回答は…
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おれは前向きに捉えちゃったんだけど…
インドやら中国やらアメリカやらの自己肯定感の高さってむしろ異常な程に高いと思ってるし、だから簡単に誰かを悪者にできちゃうんだと思ってる。根拠のない自信が大切になる時もあるけど、それが誰かを攻撃する理由になってしまったり、誰かを傷つけてしまったりね。
それに対して日本人は良くも悪くも控えめで、周りとの協調性を重んじるよね。その理想が高いからこそ、自分は社会的にまだまだ未熟である、って感じてしまう人が多いんじゃないかな。
特に若い人が社会に認められ、必要とされているって実感する機会なんて本来なかなか無いもんだと思うんだよね。18歳なんて社会人としての経験なんてほとんどないに等しい人が多く無い？にも関わらず自分は社会とつながり、必要とされている、って自信をもって言える人の方がおれは胡散臭く感じるし、いやー、まだまだです、そうなりたいです、って言える人の方が信頼できる気がするんだよね。
それにおれは18歳の頃なんて家族の大切さとか有り難みなんてわからなかったし、早く家を出て自立したくてしょうがなかったもん。自分の夢を追っかけるのに必死だったり、続けてきたスポーツにも高校で区切りがついて、挫折したり、夢を見失ったり、将来を不安に思ったり、自分の事でいっぱいいっぱいの時期だったりしないのかな…18歳で「1番大切なのは家族です」って胸張って言えるのって宗教的な観点だったり、学校にも行けないで子供の頃から働いて家族を養ってるような生活をしている人とかなんじゃ無いのかな…
日本の若者は謙虚で、慎ましく、他人を思い遣り、だからこそ自分のやりたい事が疎かになってしまいがちで、それを大切にしたいと願っているんじゃないかな。
利己的な人が増えているってコメントも見かけるけど、社会的な孤独感から自殺する人がどれだけ多いか、その人達は利他的だからこそ追い詰められているんじゃ無いか、そう思ってるんだよね。
強いて言うなら、実際に日本の未来が明るいとは思えないし、若い人達がそう感じているのは危機感を持って受け止めるべきだと思う。けど、それは若い人達にそう思わせてしまっているおれら大人の問題であって「最近の若い人達がやばい」「若者がかわいそう」みたいに他人事として大人が受け止めてたとしたら、本当にやばいと思う。若い人達に渡すバトンはもう無いかもしれない。
注目のコメント
記事ではフォーカスされていませんが、「国や社会に役立つことがしたい」「ボランティア活動に参加したい」「慈善活動のために寄付したい」の何れの問いに対しても肯定的回答率が、6カ国中最低水準であることは憂慮すべきだと感じました。
つまり「利他の心(他人のために尽力すること)」が欠如した国になりつつあり、他者の立場を考えず、自分の視点からのみ世の中を見る社会に向かっているのだと思います。
私は小学生の頃に、京都の臨済宗妙心寺の合宿に参加して「おかげさま」の心を持てと教わりました。常に周囲に感謝し、相手を慮り、自分が相手を助けられるときは率先して助けるのが人の道だと学びました。
今の日本はそれとは違う方向に向かっていると感じ、3人の子供を抱える母親としては、心配でなりません。こういう国際比較アンケートって国によってそもそもの回答傾向がかなり違うので正直あまり額面通りに受け止めない方が良いと思います。
他の項目では日本の満足度が1番高いのは家族とのつながり、と言う結果も出てきています。日本人が家族を軽視しているとは言えないでしょう。
https://www.nippon-foundation.or.jp/app/uploads/2024/03/new_pr_20240403_03.pdf
このような国際比較調査は、少なくとも時系列での推移も含めて比較されるべきです。予算の関係もあってなかなか難しくはあるのですが。日本が最下位なもの「将来の夢を持っている」「自分は他人から必要とされている」「自分には人に誇れる個性がある」「国や社会に役立つことをしたいと思う」「自分は責任がある社会の一員だと思う」「自分は大人だと思う」「自分の行動で、国や社会を変えられると思う」
ほとんど、という結果に。教育や文化の差があるといえどこれは残念すぎる結果ではないでしょうか。
日本人は豊かで平和すぎて、親からもハングリー精神を感じないでしょうから、それを若者に期待するのは酷ですよね。
