ゲームの世界から見た「リアリティ」 分裂する「リアリティ」
「見る」の歴史:写真・映像・VR
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ゲーム世界における「1・5」的関係性。スポーツと同じくゲーム世界にも、現実世界にはない「明確化されたルール」が存在します。またゲーム界においては、時間経過による変化(空腹、精神の変調、体力の低減など)が一定捨象されていることも考慮すべきでしょう。それを「現実から何かが欠けている」という視点で「1・5」と表現するのはとても面白い視点だと感じます。
要はバーチャルであるはずの世界で過ごす時間が増え、人間の認識形態にも変容をもたらしているということ。よくある現実との区別がつかなくなる的な議論ではなく、問題はもっと本質的です。
「見る」ことは人間の認知機能の8割以上を占めると聞いたことがあります。メディアを人間の感覚器官の延長と捉えるなら、それがどのように世界を切り取っているかについてもっと自覚的になることで、「見え」てくる世界がありそうです。