J&J、医療機器製造のショックウェーブ買収へ-130億ドル
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ジョンソン&ジョンソンの医療機器は、心臓・脳血管・整形外科・一般外科領域のものが展開されていますが、2022年12月のアビオメッド社を166億ドル(約2兆5000億円)で買収、今回はショックウェーブ・メディカル社を131億ドル(約2兆円)で買収...
心臓領域の強化が進んでいます。
アビオメッド はImpellaという短期使用の補助人工心臓に、ショックウェーブ・メディカルはShockwaveという冠動脈の石灰化を溶かすようなカテーテルに、いずれも非常に専門特化した会社です。これから臨床応用されるというより、もう全世界で多く使われている医療機器の会社をグループに取り込んでいっている、そんなイメージです。
もともとは私の専門とする不整脈分野に強く、今年は日本では初となるパルスフィールドアブレーション用のカテが発売予定で心房細動を始めとする不整脈治療でもリードしています。
注目のコメント
ショックウェーブとは衝撃波のこと。元々、腎結石の治療に用いられていた体外衝撃波療法を心血管の石灰化の治療に使おうという企業を医療機器メーカーであるJ&Jが買収したということのようです。
https://shockwavemedical.co.jp/J&J、ショックウェーブを買収
ショックウェーブ社は石灰化プラーク治療(末梢動脈疾患や冠状動脈疾患、心臓弁膜症など)向け血管内砕石術技術の開発と商品化を手がける医療機器企業。
末梢動脈疾患治療用M5カテーテル、膝末梢動脈疾患治療用S4カテーテル、冠状動脈疾患治療用C2カテーテル等取扱う。