シャオミ SU7 車の新時代到来の予感
コメント
選択しているユーザー
車に乗るからスマホに乗る時代へ
レガシーの車メーカーはイノベーションのジレンマに直面
一方で、多様なユニットを組み合わせて完成できるEV車は、車作の敷居を格段に下げている。
プレイヤーが増え、淘汰される企業も増えるが、マーケットとしては競争原理が働き価格押し下げの打ち手が効くようになってきている。
注目のコメント
先週発売になったシャオミのSU7について纏めました。デジタル機能、バッテリーや充電能力、自動運転、加速性能などその最先端テクノロジーを満載するSU7にはただ驚かされます。
AI・ロボティクスに進むテスラ、バッテリーや製造に強みを持つBYD、そして遂にスマホ・IT家電から車に参入したシャオミ。そして、これまで以上に中国の車産業に対するパッションは更に自動車業界を次のステージに進める予感がします。そんな視点で記事を纏めてみました。案外日本では知られていませんが、XiaomiはHuaweiに次いで出てきた優良スマホメーカーでおり、ソフトバンク等でも販売されています。2010年に創業、2014年ごろからタブレットから家電にも進出、2016年には電動バイクも作っており、売り上げは4兆を越える立派な大企業です。
正直、iPhoneを真似て中国企業がガンガン出てきた時のスピード感を恐怖として思い起こさせる今回のEVリリースです。というのも、記事にもあるように中国スマホメーカーおよび電池メーカーは安価で高容量な電池の設計と制御に優れており、このノウハウは100%EVの電池設計にも活きると思うからです。
あとはやはり衝突安全性や長期信頼性でしょうか。後者は案外スマホや家電のノウハウでクリアするかもしれませんが、前者は自動運転の登場との競争で、自動運転が来るならもしかしたら相対的に必要でなくなるかもしれません。
(iPhoneはチップやOS側で消費電力制御できますがAndroidはそれが出来ず、相対的に高容量で高充電頻度でバッテリーを酷使します。更に中国の国民性なのか中国では加えて超高速充電がスマホのトレンドとして世界的に先行しており、EV設計との相性が良いです。)吉利がボルボ・カーズを買収したのが2010年
中国は人材の流動性が高く、ここからフルモデルチェンジでニ世代後、2020年頃から中国車の安全性が飛躍的に向上するのでは、の予感はありましたが
重いバッテリーとそれを囲う強固な部材を持つEVが車同士の衝突で有利とは、当時思い至りませんでした
いまや高速道路を疾走して格好良いと思うのは一部の若者だけになり、中国製EVに時代の追い風が吹いている
対極にあるドイツ勢と共存できるのか、それとも
「日出る処の天子、書を日没する処の天子に致す。 つつがなきや」とばかりに中国勢がドイツ勢に対等な関係を求めるのか、目が離せません