「ChatGPT」、ようやく情報ソースを提供--ただし有料プランのみ
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「クリック可能な脚注」という機能は、情報源への透明性を高め、ユーザーがより深い理解を得る手助けとなることが期待できますね。
特に、ウェブスクレイピングに関する論争に対する考慮深い対応として、コンテンツクリエイターやパブリッシャーに対する敬意を示している点は評価されるのでは、と。
注目のコメント
「クリエイターから明示的な許可を得ずにウェブスクレイピングによってモデルをトレーニングしているとしてOpenAIが巻き込まれてきた論争への対応と見られる。」とあります。
しかし、トレーニングできていないコンテンツを探すのがWebブラウジングなので、それは話が別と感じるのは私だけでしょうか?リンクされるなら、トレーニングも止む無しと思う方は一定いるでしょうが。ハルシネーションと、著作権の両面での対応。
ただ、個人的にはイノベーションとしては退化すると思う。Perplexityは元々出所を出していた一方で、寄せ集め感が強かった。自分はChatGPTの方が「人間くさい」というか、間違えもする一方で、色々なものを良くも悪くも「混ぜ」、ないものを創ってくれる点がすごいと感じている。人間も、様々な情報を読み、それらを咀嚼して自分の見解を作る(そして必要な場合は主従関係が成立する中で引用などをする)。ChatGPTの回答結果について、そのソースが何であるかを明示してくれる(リンクを出してくれる)機能「Browse」が実装。ただし有料版のみ。
この機能だけ見ると既にCopilotやGeminiで実装されているものであり珍しくはない(私はこれがあるのでCopilotの方を最初にお勧めします)のですが、ハレーションの問題が常に付きまとう生成AIの世界において対応せざるを得なくなった、というのが実情でしょうか…。
CopilotはBingを検索エンジンとして使った結果を回答に含める前処理型、Geminiは出した結果を手動ですがGoogle検索で後からチェックできる後処理型です。どちらも一長一短ですが、ChatGPTもこれに追い付いたという感じですね。
Claude3の登場やGPT4.5の噂も出てくるなどますます混迷を極める生成AI業界ですが、これからも要注目ですね。