500年後は「佐藤さん」だけ? 現行制度なら、姓の減少を試算
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私自身佐藤の姓を持つひとりですが、人口の多い姓だからこそ人と被らない意味のある名を付けてもらいました。
良い悪いの話ではないと思いますが、名前も一つのアイデンティティ、少し悲しい予測ですね。これは面白いテーマ。
少し調べてみると、そもそも佐藤さんが多いのはら
1875年(明治8年)に名字の使用を義務づける「平民苗字必称義務令(へいみんみょうじひっしょうぎむれい)」が公布され、すべての国民に苗字(名字)を名乗ることを義務付けた時に、政府が例として紹介した中に「佐藤」や「鈴木」があり、多くの人がその例にあった「佐藤」を選んだためらしい。
もともと、今の佐藤さんが長い歴史の中で代々佐藤を名乗ってきた人たちばかりでないのだとするなら、いっそのこと婚姻によって「夫婦どちらかの姓」だけでなく「新たな姓」を選んで名乗ることも出来るようにしたらいいのではないか?
制度で起きた「問題」は制度で直すのが一番。
制度改正で、佐藤さん問題」は、一気に解消されるような気がします。プログラミングを使ったシミュレーションで、姓の割合の変化や、血液型のそれ(こちらのほうがバリエーションが少ないのでやりやすい)を分析してみると、面白がってもらえます。現実世界ではまた違う思惑が動いてシミュレーション通りにならないのもまた一興。