JR東海 リニア中央新幹線の2027年開業断念へ 静岡が着工認めず
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地震の多い日本において、東西の大動脈が東海道新幹線一本というのはリスクが高いです。
また、こうしたリスクマネジメントの観点だけでなく、リニアモーターカーには超電導を始め様々な新技術が採用され、日本の未来を担う新しい産業が創出されるメリットもあります。
JR東海は自社の事業リスク(JR東海は東海道新幹線が長期間使えなくなれば会社としてもたないでしょう)を考えての投資であり、静岡県は同県の視点からの着工反対意見だと思いますが、こうした公共性の高い事業は、マクロな目線で調整できる機能が必要ですね。
早期解決を期待します。
注目のコメント
この件、コメント回数は少ないのですが、度々PICKして注目しています。
https://newspicks.com/news/8452586/
https://newspicks.com/news/9082265/
個人の感想で恐縮ですが、元々の静岡県の要求に対して、合理的な対策案をJR東海も隣の山梨県も譲歩、説明、受入れをしているのに、その都度知事が更なる過剰な要求を出している、しかも元々言っているかのようにふるまい、時には神奈川県に責任転嫁をしながら印象を操作している。
そして、県内ではその知事の不合理さが報道されず(特に静岡新聞)、結果が静岡県内とその他の都道府県の温度差につながっているように感じます。
県内で適切な報道がされない限り、このギャップは続くかもしれません。現在の静岡県知事の最大の支持基盤は、自動車業界とその労組なので、自動車業界(特にスズキ)がなぜリニアに反対なのか、というのが問題の本質でしょう。
川勝知事は、観光業や農業で食べている伊豆地域(自民党の地盤)では全く人気がないですが、スズキ本社がある浜松あたりでは盤石です。
伊豆半島よりも浜松地域の方が人口が多いので、県知事選では浜松地域をおさえていれば勝てます。
川勝知事は、新東名高速道路などの道路インフラについては熱烈に推進してきました。静岡県というより、静岡県知事の考え方に拠るところが大きいでしょう。一方で、日本は人口減が進むため、JR東海としては少しでも早く日本で実用化し、トータルシステムとして海外へ輸出したいはずです。「国商」という森功さんの本で詳しく書かれていた元JR東海会長・葛西敬之氏は、アメリカでの売り込みを強め、ボルティモアなどでのリニア構想に力を入れていました。日本での開業の遅れは、JR東海の海外戦略にも影響が出るでしょう。