サプリ摂取、新たに2人死亡確認 紅こうじ使用、死者計4人に
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紅麹による腎障害がどの程度急激に進行し、どの程度の重症度をきたすものなのか気になります。この記事では「サプリメント内服後に死亡した」と記載されていますが、本当に紅麹の摂取が急激な腎機能の悪化を引き起こし、それが死亡に至ったのかは明らかではありません。
原因と考えられる物質が特定されていない現状、具体的な経過や影響に関する詳細な情報の公開は、同様の事例を防ぐためにも非常に重要です。私たちは、日本全国の様々な病院で症例を集め、そのエビデンスを基にして人類が今回の事例に対処できるよう努力する必要があります。
いずれにせよ、紅麹の摂取が直接的な死因であったかどうかは現時点では明らかではありません。より多くの症例情報の収集と公開が、真実を明らかにするためには不可欠です。引き続き、この問題の調査と研究が求められています。現在報告されている健康被害とサプリメント摂取との間の因果関係は、今のところ明らかになっていません。しかし、仮に因果関係があったとしても、なかったとしても、サプリメントによる健康被害自体は目に見えていないところで起こり続けてきた問題であることに疑いはありません。
ある一企業の起こした事故とだけ捉えてしまえば、同様の事象がまた繰り返し報告されてくることになるでしょう。今回のケースがきっかけとなり、サプリメント全般として、やや「良いもの」一辺倒であった人々の見方や、チェック機構の見直しが起こる、これが大切なプロセスではないかと思います。繰り返しますが、「因果関係」については全く不明であるということは注意したいところです。
小林製薬からの「紅麹関連製品の使用中止のお願いと自主回収のお知らせ(第5報)」などを拝見すると、メディアによる報道内容の奇妙さに気づくと思います。
https://www.kobayashi.co.jp/newsrelease/2024/20240328/
「生前に紅麹コレステヘルプをお使いになられていた方(2021年以降使用とお伺い)が亡くなったとのご連絡を、同じく昨日(3月27日)に、ご遺族の方からいただきました。」
ここには亡くなった理由も書かれていません。「水を飲んでいた方が亡くなった」と同じことです。人は誰でも死にます。
おそらく、小林製薬の危機管理での文面作成にも大きな問題があると思います。その点では、危機管理に関わる方にとっては、良くない事例として参考にできるケーススタディになるかもしれません。ちなみに小林製薬の文面を生成AIで評価してもらうと、酷評されて、大修正されます。