「昇進か、さもなくば退職」、マッキンゼーが一部従業員に圧力強める
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マッキンゼーが、不文律とされる「アップ・オア・アウト(昇進するか、さもなくば退職せよ)」の圧力を強めている、役職者が「昇進するまでの期間は平均で2年半」と改めて通知した、との記事。
かの書籍〈1兆ドルコーチ〉では、「パフォーマンスの高いチームに不可欠な要素は、①卓越したマネジャーと②思いやりのあるコーチの両面を併せ持つリーダーだ」とありました。
記事のように、自身も極めて強い「マネジメント(管理、監督、評価、賞罰)」の環境下で、部下にも同様のマネジメントに加えて「コーチング(コミュニケーション、敬意、フィードバック、信頼をもとにした文化醸成)」を行ない、かつ2年で結果を求められる。
「その職に就く時からわかっていたこと」とのコメントもありますが、相当に厳しく消耗する職場ですね。
注目のコメント
一貫している「アップ・オア・アウト(昇進するか、さもなくば退職せよ)」は、組織の新陳代謝の方法として機能しているように思います。
そういう場所には、数年で「アウト」するつもりで入社する人が集まるのでトラブルになりにくい。
トラブルは、一貫性のないところにおきやすいものです。
そして環境は激しく変化するので、一貫性が保ちにくいという側面もあります。「up or out」の環境である外資系コンサル企業の経験から言えることは、そういう組織構造でビジネスの仕組みができているので、致し方がないことです。
大切なことは、日々ベストを尽くしているかと、万が一アウトになっても、それが全てではないということ。アウトになったお陰で、新たな道が見えてくるわけで、ポジティブ思考でリセットすることが、自分を大切にするチカラですね。