稼ぐ農業の仕掛け人。農林中央金庫の担い手コンサルティングとは
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農業の資金調達の第一選択肢は、JAではなく、制度融資でしょう。
認定農業者や新規認定農業者などの要件をクリアしていれば、金利や返済条件が有利な融資(窓口は日本政策金融公庫)が使えます。
https://minorasu.basf.co.jp/komeney/rent-farmland
それ以外はJAという感じですが、近年は地方銀行も力を入れています。JAもうかうかしてられません。
コンサルティングに力を入れるのは、”周りの農地を引き受けているうちに、大規模になってしまった”担い手が多いという事情があります。
農地の区画が狭いことが多い日本では、調達資金で導入した機械やスマート化システムで、すぐに規模が効くようになるわけではありません。
https://minorasu.basf.co.jp/komeney/rent-farmland
意図して大規模になったわけではない大規模農家や法人化した集落に、経営の視点を持ってもらわないことには、日本の農業が本当に衰退してしまいます。実家の農業を徐々に事業継承しており、最近会社でJAの組合員になった。一方で地元の農家は、父曰く「農協離れしている」らしい。色々農協に不満があるようだ。しかし、本当は農家にも農協に加盟するメリットもあるから、建て直ししてほしいらしい。
また近所の農家たちには後継がおらず、木を切っている。そして「うちの畑使って」とどこからも言われる。
気候変動などもあり、農作物の変更など、対策も必要だが、幼い頃からお世話になったこの地域。なんとかしようかなと思う。
だから農協さんよろしくお願いします。銀行としての強みをしっかりと体系化して活かそうという取り組みの「担い手コンサルティング」。
ちゃんと「稼ぐ(所得向上)」というところにフォーカスをしている部分はとても共感できるし、今後デジタルで解決できるようなスタートアップとのマッチングなども出てきたりすると、日本の農業も元気になっていきそう。
最終的には海外展開の支援などのブランディングまでを視野に入れられたりすると、「稼ぐ」部分をさらに担保していけるのではないかと思う。