「生成AIは差別化要因」3つの調査で判明、小売業のスゴイ活用事例とは
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流通小売業界では、生成AIが効率化を超えて、顧客体験の改善に向かいつつあるようですね。
日本では効率化の段階で止まっている印象です。そもそものDXの遅れがあるからでしょうか。インターネットが出てきた時と同じで、やはりテクノロジーは使う側の想像力の問題であろう。
対岸で何か起こっているなーの感覚では、たいしたアイデアは出てこないように思う。
イスラエルでは、生成AI系のSUは、150-170ほど出てきており、数が多いなーという印象と同時に、2010年代中盤にできたAI企業が上手く業態転換してきている。
他産業へ拡がりを見せている時期であり、引き続き注視するテーマであろう。小売業のAI活用について、まだまだ余白が大きいとの記事。ただ、主な活用法として、1位2位がパーソナライズレコメンデーションのCX、マーケティングコンテンツ生成と「どう売るか」が主を占め、3位は自社社員向け、4位にようやく「商品」。。
お客様は究極「モノを買いに」来るわけで、「どう売るか」ばかりに目が向いてしまうのは近視眼的すぎると感じます。
個人的には、「なぜ売れているか」「なぜ売れないか」の細かい要因分析こそ、これまで手間や個々人によるバラツキで均一な質で提供できていなかった領域と考えるので、そこからの「何を売るか」こそ活用した者勝ちになると考えます。
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生成AIの具体的な活用方法に関しては、「顧客体験(CX)の改善」が86%で最多となり、これに「マーケティング/コンテンツ生成」(68%)、「社員のエクスペリエンス改善」(57%)、「プロダクトデザイン」(46%)が続いた。
「顧客体験(CX)の改善」のうち、流通・小売企業はどのように生成AIを活用するのかも明らかになった。最も多いのは「パーソナライズされたレコメンデーション」(66%)。また「ブランドボイスを持つバーチャルアシスタント」(52%)、「カスタマー分析/セグメンテーション」(46%)、「カスタマーサービス向けの多言語チャットボット」(41%)なども関心の高い領域であることが分かった。